彼女の迎撃 ページ34
「メリオダスに『
直接武器で仕留めろ！！！」
王都の門前で、〈七つの大罪〉(＋私)と聖騎士との戦いが始まった。
凄まじい迎撃で突き進むメリオダスを先頭に、私達も聖騎士を蹴散らしてながら王都へと向かう。
にしてもまぁ、うじゃうじゃと出てくる出てくる。
こっちは四人しかいないってのに、何なんだこの数は。
「魔力を使わずに勝てると思うなぶわぁ〜〜〜〜か♪
ま…使っても無理だけど」
バンは敵をぶん殴りながらそう言った。
私も負けじと弓を構え、
「
光の矢を放つ。
一本打つだけでも結構凄い威力で、周りの聖騎士を吹っ飛ばし、場合によっては戦闘不能にする。
だけどまだ使いこなせてないのか、たまに
それに矢の数が限られているし、あまり此処でバシバシ打ってたら私の武器はあっという間に無くなる訳なので、これでも考えながら攻撃してる
……つもり。
「おいおいリラ〜〜？
お前、下手くそか♪」
「っるっせぇ！
当たらなかったんだからいいだろっ！！」
また外してしまった。
聖騎士と共にバンも吹っ飛ぶが、けろっと持ち直してニタリと笑いながらバンはそう言った。
…つか、血まみれなんですけど…
ま、コイツあれだからね、
傷なんてみるみるうちに塞がっていく。
「…にしてもまぁ、湧いてくること♪」
「結局全部倒すしかねぇか…」
「全部って……」
まだまだ向かって来る聖騎士達。
この量は尋常じゃない。
どっから出て来てやがんだ、コイツら…
全部倒すとか、気が遠くなる。
「効率良く行こう…」
その時、ゴウセル様が静かにそう言って、前に出た。
「ゴウセル様……？」
少しの不安と『効率良く』の意味についての疑問を抱えながら、私はゴウセル様の背中を見つめる。
ゴウセル様は両腕を前に突き出す。
瞬間、彼の手に二つの弓が現れた。
「神器、双弓ハーリット」
「神器…！？」
「あいつ、どこに隠してたんだ？」
突如出現した弓にメリオダスとバンは目を見開いた。
もちろん、私も。
……でも、なんでだろ、
頭がどうにかなりそうなほどの怒りが込み上げてきた。
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＊IJu＊(プロフ) - ユキヤさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです^^名前についてはどちらも変更可能ですので、そちらで御自身のお好きな名前に変えて頂ければ……！ (2022年9月10日 18時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヤ - 名前が一緒でめっちゃ読みにくいけどめっちゃおもろい今日このごろ (2022年9月10日 12時) (レス) id: 30a2e3b099 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - そうなんですか．．．まぁ、アニメキャラはみんな可愛いです。機会があったら調べてみますね♪ (2015年8月13日 21時) (レス) id: 578c57ad6f (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 銀来さん» いえ、好葉というキャラクターがいるんですよ…紛らわしくてすみませんorz 因みにマギはあまりわかりません、ごめんなさいorz (2015年8月13日 13時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - 好葉→紅覇ですか？えっと、要するに、マギ好きですか！？ (2015年8月12日 16時) (レス) id: 6789b7c894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年3月23日 19時
