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つーか、このままじゃステラさんまで濡れちゃう…！いやもう手遅れかもしれないけれど！
ステラさんは俺と違って肌も出てるし、このままじゃ風邪引いちゃうかも…！
そう思った俺は自分の上着を脱ぐと、一応ステラさんに断ってからステラさんの頭に被せてあげた。
「A様…？！」
「ごめんね！でも女の子は冷やしちゃいけないって聞いた事あるし…」
「っ…」
「うぉおっ！？なんでスプリンクラーの勢い増した！？えぇっと……と、とりあえず！テーブルの下に隠れよ！ステラさん！」
「〜〜〜〜っ！！！」
上着を被せたら何故かスプリンクラーの水の勢いが増し、まるでゲリラ豪雨のようだった。
急いで近くのテーブルに誘導して、一緒に潜り込んだ。
…潜り込んだけど、入ってから『一緒に同じ所に入らなくても良かったんじゃ…？』と狭くてほぼ密着してしまったテーブルの下で思った。
や、やば…ステラさん柔らか……じゃなくて！
耳が、ステラさんの吐息当たって擽った……じゃなくて！！
つかステラさんいい匂い……じゃなくて！！！
「(マッズい…これ、かなりマッズいぞ……！)」
れ……レムナーーーーン！！早く来てくれーーー！！！
俺の心臓の鼓動がステラさんに聞こえる前に早ーーーーく！！！
−−−
「食堂の扉が開かなかった原因は経年劣化だね。幸い部品があったから修理したよ、レムナンが」
「説明はラキオなんだね…」
「スプリンクラーの誤作動の原因は不明だ。しかもAの話を聞くに勢いが増しただって？そもそもスプリンクラーが作動する温度は、食堂だから火を扱う可能性を考慮すると96度に設定されているはずだ。散水される勢いは決まっているから弄られないはずだよ。だから誤作動を起こした挙句水の勢いが増しただなんて甚だ信じられないよ。それはもう故障じゃない？」
「すみませんすみませんすみません……」
「す、ステラさん？そんな謝らないで…！」
「ま、スプリンクラーの方も原因は今調べてるよ、レムナンが」
「いないと思ったら調べてくれてるんだ……」
「とりあえず君達はさっさとシャワーでも浴びて来れば？見苦しいったらないからさ。それとステラの方は風邪でも引いてるんじゃない？さっきから顔の赤みが引いてないし。もう既に病気にでも掛かってるんじゃない？LeViに診てもらえば？
スプリンクラーの件は原因が分かり次第LeViに伝えておくよ」
「はい…すみません…ラキオ様……」
「(優しい……)」
おやすみ、グノーシア【ラキオ】＊�犇笋慮悪瓩砲弔い謄優織丱戝躇妁�←＊
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