恋？バナ【夕里子】 ページ9
・ただ喋ってるだけ
・夕里子は喋らない
−−−
「みんなさー、ぶっちゃけこの船の乗員の中だったら誰と付き合いたいっスか？」
あるループでの出来事。
食堂で丁度適当に集まった人達(SQ、ジナ、沙明、ククルシカ)で1つのテーブルを囲み、各々が持って来たおやつをつまみながら適当な雑談をしていた。
内容は本当に適当で、議論とも関係の無い、他愛ない話だった。コロコロと話題も変わり、俺は�犇笋慮悪瓩�求める情報がワンチャン手に入るかも、なんて淡い期待をしながらそれなりに楽しんでいた。
そうしたらまたSQはなんの突拍子もなくそう言って、反物質ポテトを摘む。そう言うのって女子だけの時に聞くもんじゃないのか……？
しかしSQの質問はククルシカも気になるのか、途端に視線は俺に向けられる。答えを期待されている眼差しだ。
ジナも黙々とみたらし団子を食ってる……と見せかけて、チラチラとさり気なくこちらを見ているので、彼女も気になっているようだった。
「んぁ？ンなん女子全員とセツしかいねーだろ」
「沙明には聞いてないんだZE。あとサイテー」
「オイオイ、美女目の前にしてイイ子に出来ると思うのか？美味しいモンが目の前にたっくさんあるのに遠慮する理由なんてねーだろ？飼い犬じゃないんだから」
「お前は自重しろってんだよ。そんなんだからセツに引っぱたかれたんだろ」
沙明の答えに案の定、女性陣の冷たい視線が向けられる。
コイツ毎ループ思うけどホント懲りないよな……
今日だって沙明呼びに行く時にセツと行ったんだが、あわや
何とか俺が止めたら代わりに右頬引っぱたかれてた。
しかし沙明は「いやいや、アレは照れ隠しだって」と子供のように笑いながら叩かれた頬を撫でるので、俺は思わず溜息を吐いた。
「(Aは？どうなの？)」
「俺？んー、そういうのよく分かんないから…パスで」
「つまんなーい！もっとマトモに答えて！でないと減点しマス！」
「何を？」
矛先は俺に向けられ、俺は戸惑う。
そもそも俺は昔の記憶が一切ない状態だし、�犇笋慮悪瓩了�もあるし。正直、そんな事してる暇ないっつーか。そんな気持ちになれないっつーか。
それに付き合う、って……つまり恋人同士になるって事？この船の乗員の誰かと？恋人同士って事はお互いに好き合ってるって事だよな？
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＊IJu＊(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです(ㅅ´꒳` )これからも更新がんばります〜！ (2月7日 0時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - この作品好きすぎて一気見しちゃいました.....！！ (2月6日 16時) (レス) @page26 id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
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