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きっとステラさんだろう。
さっき薬くれるって言ってたもんな。
だから俺は布団から這い出でると、フラフラしながらも部屋の扉を開く。
で、ステラさんにまずは挨拶……しようとしたが、目の前にいたのはステラさんではなく。
派手な格好に派手なメイクをした、もう見飽きた顔だった。
「なンだ、突っ立つ元気はあるンじゃないか。心配なンて微塵もしていないけれど、元気そうで良かったね」
「……？……？？」
あれ……もしかして寝惚けてるのか、俺……？
目の前に立つ人物がラキオに見える。縮んだ？ステラさん？
俺は1度目を擦り、再び目の前を見遣る。
でもやっぱりそこにはラキオが立っていて、俺は思わず宇宙猫みたいな顔で呆然としてしまう。
そうしたらラキオの眉間に皺が寄り始める。
俺が何も返さないから不機嫌になっているのだろうか。とりあえず御機嫌を損ねない為にも俺は口を開いた。
「あー……ラキオ？」
「風邪の熱で脳がやられたの？僕がラキオじゃないなら、一体何に見えるンだい？」
「あ、ラキオだ」
うん、この可愛げのないセリフをスラスラ言えるのはラキオしかいないな。だからラキオだ。
念の為、幻覚じゃないか頭をツンツンしたら確かに感触があったからちゃんとラキオだ。ついでにその手を叩かれて痛かったから夢でもない。
……あれ、でもだとしたら。
どうしてラキオがこんな所にいるんだろう？
「どうしたんだ、ラキオ？シャワー浴びるにはまだ早いだろ？」
「君、もしかしてこの僕がシャワーを浴びる為にわざわざ呼びに来たとでも思ってる？」
「違うの？」
「……」
うーん、ラキオの顔色を見るにどうやら違う御様子。
ラキオの眉根が見る見る吊り上がって行くので俺は慌てて「じゃあ何しに来たの？」と尋ねると、ラキオは淡々と答えた。
「薬を渡しに来たンだ」
「薬……？」
「君の怠慢で招いた病気を治す薬の事さ。1番はその怠慢を治す薬が欲しい所だけれど、今の技術じゃ脳を入れ替えない限り無理だろうからね」
�猝��瓩辰童世錣譴動貊峅燭了�だか分からなかった。
でもラキオが長々と話している間に、ステラさんとの会話を思い出した。
思い出して納得したのはいいんだけど……
……なんでラキオが？ステラさん、忙しいのかな……折角ならステラさんに来て欲しかったな……
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＊IJu＊(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです(ㅅ´꒳` )これからも更新がんばります〜！ (2月7日 0時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - この作品好きすぎて一気見しちゃいました.....！！ (2月6日 16時) (レス) @page26 id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
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