▼気になって ページ8
……とは言ったものの
人の観察をするのが趣味な僕にとっては彼女のことが気になって気になって仕方が無いと言うことで
僕はその日の練習は全く集中出来なかった、
途中、神童君や剣城君
終いには真名部君にまで注意されてしまった。
だけど、それでも僕は灰凪さんが気になってしまい
現在僕は彼女の部屋の前にいるのでした。
皆帆「灰凪さん、ちょっといいかな？」
僕は扉の前で声をかける。
返事は……無い。
あれ？ここじゃなかったかな？
だけど僕の記憶が正しければ、確か此処が彼女の部屋だったんだけどなぁ…？
皆帆「……ん？」
すると廊下に足音が響いてきた。
それはだんだん近づいてきていた。
その正体は………
皆帆「……やぁ」
A「………！？」
少しはねている水灰色の長い髪
ちょっと似合わないメガネ
そしてややツリ目な水色の透き通った瞳
足音の正体は灰凪さんだった。
A「………何」
皆帆「そんな身構えないでよ、僕何もしないからさ」
身構えて此方を睨む灰凪さんに、僕は笑って悪意が無いことを示す。
皆帆「ただ君の事がちょっと気になってね
直接聞きに来たんだ」
A「………」
すると灰凪さんの目つきが変わった。
目が泳ぎ、此方に視線を合わせようとせず
更には僕から一歩距離を置いた。
……何か、隠し事でもあるのだろうか？
A「……何…？」
皆帆「…あ、気になってる所ってのはね
………僕、君に何かしたかい？」
A「………へ？」
僕の問いが意外だったのか、彼女は少し驚いた顔をして僕を見る。
皆帆「今日のリフティング練習、君は僕が名前を名乗ってから僕を避け始めた
僕は何故君がいきなりそんな態度をとったのかわからなくて、気になって仕方が無いんだ
もちろん、僕が何かしたのなら謝るよ？
とにかく僕は、その行動の理由が知りたいんだ」
話した後で、『ちょっと熱がこもってしまったかな？』なんて自嘲する。
目の前の彼女は口を半開きにして、ポカンとした表情をしていた。
……やっぱり、ちょっと熱くなっちゃったかな?
A「……とりあえず…
お前は何もしていない」
皆帆「本当かい？」
灰凪さんは黙って首を縦に振る。
良かった、僕が何もしていなくて
A「でも…似てる」
皆帆「……？何が似ているんだい？」
A「……お前の、父さん」
皆帆「………え？」
今度は僕が、驚いた。
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ルナストーン(プロフ) - 分かりました。そういえば灰凪（であってますか？）さんはまだ心を開いてませんでしたね…完全に忘れてました… (2020年10月11日 17時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» それだと夢主ちゃんの性格的に素直過ぎる気が……()この時夢主ちゃんはまだそこまで心は開いてないと思うので……うーん、日本語って難しい……とりあえず文章ちょっと自分なりに直してみますね…！ (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですかーならば（？）ー仕方ないですねーｱﾊﾊー（棒）（「忘れないでおこ」にしてみては…？） (2020年10月11日 17時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 少なくとも自分はその2パターンが浮かんだので。でも結構前の文章なので多分何も考えてないです(遠い目 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» おそらく「すぐ忘れるやつじゃんw」ってツッコまれるのと「忘れなければずっと覚えてるんだね」って風に読者で解釈してもらうやつだと思います……大分前に書いた文章なので確証はありませんが。 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
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