▼忘れてたの ページ5
船木「今の今まで君は一体何をしていたんだ！！」
コーチの怒号が響く。
何故なら先程僕とぶつかった彼女が今、私服姿でグラウンドにやって来たからだ。
彼女は案の定、このチームのメンバーの『灰凪A』さんだった。
灰凪さんは怒っているコーチに対してしれっとした態度で聞いている。
いや……あれは聞いているのかな？
目線は完全に別の方向に向けているし、体制も腕を後ろ手で組んでいる。
聞いている、と言うよりは…聞き流してる？
A「すみませんでした」
船木「私は理由を聞いているのだが？」
A「…すみませんでした」
船木「話を聞いているのか！！」
やっぱり聞いてないらしい。
コーチはさらに灰凪さんを怒鳴り散らし、その後少々苛立った様子で練習に入るよう指示する。
灰凪さんはそのままマネージャーと一緒に宿舎に向かった。
多分、ユニフォームを取りに行ったんだと思う。
鉄角「さっきの奴が……12人目のメンバーか？」
野咲「来ないからすっかり忘れてた〜」
井吹「愛想悪そうな奴だな」
野咲「人のこと言えないと思うけど」
井吹君は少しムッとした顔をして野咲さんを睨みつけた。
−−−−−−−
A「このチームに入る事となりました灰凪Aです、よろしくお願いします」
皆の前で淡々と自己紹介すると彼女は大きな欠伸をする。
天馬「よろしくね、A！」
そんな彼女の態度など気にしない様子で、キャプテンは一歩前に出て握手を求める。
灰凪さんは差し出された手をじっと見つめ、それから自分も手を差し出して握る。
A「……名前は？」
天馬「あぁ、ごめん…！
俺は松風天馬！このチームのキャプテンなんだ」
A「……天馬、ね」
ふっ、と笑う灰凪さん。
へぇ、あんな表情するんだ。
天馬「ところで……どうして君は来なかったの？」
A「……寝てた」
天馬「え？！」
A「嘘だよ」
クスリと笑ってキャプテンをからかう。
意外とお茶目なのかな？
天馬「じゃあ、本当は…？」
A「…恥ずかしいけれど、」
一旦キャプテンから目を逸らして俯くと再度顔を上げ、苦笑してこう言った。
「忘れてたの、代表になってた事」
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ルナストーン(プロフ) - 分かりました。そういえば灰凪（であってますか？）さんはまだ心を開いてませんでしたね…完全に忘れてました… (2020年10月11日 17時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» それだと夢主ちゃんの性格的に素直過ぎる気が……()この時夢主ちゃんはまだそこまで心は開いてないと思うので……うーん、日本語って難しい……とりあえず文章ちょっと自分なりに直してみますね…！ (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですかーならば（？）ー仕方ないですねーｱﾊﾊー（棒）（「忘れないでおこ」にしてみては…？） (2020年10月11日 17時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 少なくとも自分はその2パターンが浮かんだので。でも結構前の文章なので多分何も考えてないです(遠い目 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» おそらく「すぐ忘れるやつじゃんw」ってツッコまれるのと「忘れなければずっと覚えてるんだね」って風に読者で解釈してもらうやつだと思います……大分前に書いた文章なので確証はありませんが。 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
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