▼仲間外れ ページ12
天馬「そんな……？！」
キャプテンは信じられないという表情をして、周りを見渡す
A「……天馬達、知らなかったの？」
天馬「……そんな、本当なの…？
…瞬木！君も、そうなの……？」
瞬木「……俺は弟達を、大きな家に住まわせてやりたいんだ」
瞬木君が俯きながら口を開く
キャプテンはその言葉に絶句する
天馬「……Aも？」
A「……まぁ…ね
ちょっと皆とは違う、少し特殊な条件だけど……ね？」
灰凪さんは申し訳なさそうにキャプテンから目を逸らすと、頬を指で掻く
……………そう言えば、
皆帆「灰凪さん、君のデータだけ名前と生年月日だけで、あとはなにも記されていなかったんだけど……君の条件はなんなんだい？」
僕がそう問うと途端に目つきが変わり、似合わないメガネをクイッと上げて答える
A「……知られたくない」
その瞳は、少し悲しげだった
−−−−−−−
A「じゃ、頑張れよ、さくら」
野咲「うんっ！」
スタメンが発表された
灰凪さんは今日はベンチらしい
灰凪さんは一人一人に声援をかけるが、僕には声さえかけてくれなかった
僕、彼女に嫌われてるのかな…？
昨日だって、いきなりBBガンで撃たれたし…
流石にあれは予想外だったよ
そして痛かった
A「…あの…キャプテン、頑張って下さい」
天馬「あ…うん、頑張るよ」
おずおずとキャプテンや剣城君にまで声援を送る
さっきあんな話をしたからか、キャプテンは少し苦しげに灰凪さんに笑いかける
でもそれだけでも嬉しかったのか、灰凪さんは少し微笑むとベンチに向かう
…所ですかさず僕が声をかける
皆帆「灰凪さん、僕には何か言ってくれないの？」
A「は？」
やはり僕が話しかけると目つきが鋭くなり、言葉使いも少々荒くなる
……面白いな
皆帆「皆には声をかけているのに、僕にだけかけないだなんて不公平だ」
A「不公平って…どーでもいいだろ」
灰凪さんは明らかに面倒くさそうな表情をすると溜息を吐いた
A「はぁ…わかったよ、頑張って頑張って」
皆帆「皆みたいに、笑顔で言ってよ」
A「声かけてやってるのになんで要望されなきゃなんないの？」
眉をおでこに寄せ、不機嫌な表情を見せる灰凪さん
だけど不思議と、怖いだなんて思わない
A「…ほら、もうそろそろ試合だろ？
さっさと行けよほらっ」
灰凪さんは虫を追い払う様な仕草をし、僕は仕方なく自分のポジションに向かった
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ルナストーン(プロフ) - 分かりました。そういえば灰凪（であってますか？）さんはまだ心を開いてませんでしたね…完全に忘れてました… (2020年10月11日 17時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» それだと夢主ちゃんの性格的に素直過ぎる気が……()この時夢主ちゃんはまだそこまで心は開いてないと思うので……うーん、日本語って難しい……とりあえず文章ちょっと自分なりに直してみますね…！ (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですかーならば（？）ー仕方ないですねーｱﾊﾊー（棒）（「忘れないでおこ」にしてみては…？） (2020年10月11日 17時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 少なくとも自分はその2パターンが浮かんだので。でも結構前の文章なので多分何も考えてないです(遠い目 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» おそらく「すぐ忘れるやつじゃんw」ってツッコまれるのと「忘れなければずっと覚えてるんだね」って風に読者で解釈してもらうやつだと思います……大分前に書いた文章なので確証はありませんが。 (2020年10月11日 17時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
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