河川敷にて ページ24
「あれ……今日は練習してないのね」
次の日、出前の帰り道に河川敷を
それもそのはず、河川敷のグラウンドには雷門のユニフォームを纏った選手はいなかったから。
「(今日は校内で練習しているのかしら……
昨日みたいにまた珍妙な特訓してるんだとしたら、見れないのはちょっと残念ね)」
少しガッカリしつつもAは1つ息を吐くと、持っていた岡持ちを持ち直す。
そのまま雷々軒へと戻ろうとしたが
そんな彼女に背後から声が掛かった。
「＿＿＿奴らは鉄塔の方に行ったようだぞ」
「っ……？！」
……その声を聞いた瞬間、全身の肌が粟立った。
ﾊﾞｯと背後を振り返ると、そこには見覚えのある人物が。
彼は彼女と目が合うとニヤリと笑い
比例するように彼女の目尻が吊り上がると、Aの岡持ちを持つ手に力が込もった。
「鬼道っ……？！なんで、こんな所にっ……！？」
「それはこちらのセリフだな」
一歩後退り、Aは鬼道を睨む。
こんな所で鬼道と会うとは思わなかったのだろう。
対して鬼道も同じようで、腕を組んで彼女に向き直ると、少し驚いた様子で言葉を続けた。
「まさか、お前が『雷々軒』とかいうラーメン屋に住み込みで働いているとは……驚いたぞ」
「なっ、なんでそんな事まで知ってんのよ？！」
「雷門には既に�狒有瓩鯤�っている。
その�狒有瓩�秘伝書とやらの
「っ……」
鬼道の言葉一つ一つが、彼女の神経を逆撫でする。
Aはｷﾞﾘﾘと歯を食い縛る。
脳裏に浮かぶ、1人の顔。
最近、雷門サッカー部に入って来たという『土門飛鳥』の顔だ。
彼女は勿論、彼の事を
彼も彼女の事を知っているので、自分が現れた時は気まずそうに端っこで目立たないようにしていたが、彼女は特に気にしなかった。
何故なら、彼はもう関係ないと思っていたから。
そこまでするとは思わなかったから。
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真昼 - 久しぶりに見て見ました。更新されていて、嬉しかったです\(//∇//)\ (2023年1月15日 0時) (
レス) @page34 id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 真昼さん» コメントありがとうございます！いずれ絡ませたいとは思っていますが、いつになるのかはごめんなさい、作者も分かりません……基本無計画なので(殴)更新も遅いですが、でもゆっくりでも頑張りますー！ (2022年10月10日 16時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 更新頑張ってください (2022年10月10日 14時) (レス) @page17 id: e325fc5c3e (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 帝国キャラと女主が関わってほしいです。 (2022年10月10日 14時) (レス) @page17 id: e325fc5c3e (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ちゃんちゃんさん» コメントありがとうございます！恐縮です…それだけ楽しんで頂けているようで作者、感無量です…！！ありがとうございます！ (2022年9月20日 0時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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