【イナイレ】シッカーラプンツェル11【不動明王】 (ページ24)

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◇ラプンツェルと究極奥義ページ24

「負けるわけには行かないんだ！世界へ行く為にもっ！！」

桁違いな破壊力を有し、決勝戦でもエンドウ達が満身創痍になりながらも立ち向かったシュート。

ソレが進化して放たれたと言うのに、エンドウは逃げたりなんかしなかった。

『正義の鉄拳G5！！』

それどころか、エンドウ自身の必殺技まで更なる進化を遂げ、見事サギヌマのシュートをグラウンド外へと弾き出した。

「す……すごい……

……スゴいっ……！！」

こんな短時間に2回も必殺技を進化させちゃうなんて……！
さっすがエンドウ！これが守護神！！

こんな熱い展開を見て、興奮しないワケがない。
気付いたら私はベンチから立ち上がり、食い入るようにグラウンドを見ていた。

「…選手交代だ！」

そんなタイミングで監督がそう告げた。
こちらとしては「やっとだ」ってちょっぴり安心。

だって皆、目に見えて疲弊しているんだから。
寧ろ遅いよ、交代するの。

……まぁ、あの監督の事だから、ちゃんと考えているんだろうけれど。
それにしたって監督の策略は毎回ハラハラドキドキしちゃう。

「緑川に代わって、飛鷹」

「…！」

「小暮に代わって、立向居」

「は…ハイ！」

監督の指示が飛び、更にエンドウが監督に呼ばれ一旦ベンチに。

立向居が入るからキーパー交代かなって思ってたら
驚く事にエンドウは半袖のユニフォームに着替えて来た。

つまり、GKじゃないエンドウだ。
ほとんど見た事ないから新鮮。

でも確か……エンドウってキーパーだけどシュート技も色々習得してるんだよね。
キドウ、ゴウエンジと打つ『イナズマブレイク』とか
イチノセ、ドモンと打つ『ザ・フェニックス』とか。

エンドウ自身も『メガトンヘッド』を覚えているし……
エンドウがキーパー以外になったら超攻撃型になるカンジ？

もしかして『無限の壁』の突破口になったりするのかな…？