#新撰組トリオ ページ46
A「じゃ、はーくん達が出て来るまで遊ぼっか」
ゴールに着いてから周りを軽く見渡したけれど、はー君と瞬くんはいなかった。連絡もあれから来てないから、きっとまだ中にいるんだろうな。
一応、イナラインで『こっちはゴールしたよ』って送ってから、私は約束通り雄太くんにそう言うと、雄太くんはほんのり頬を染めながら「うん…」と嬉しそうに返事をしてくれた。
とは言っても、あんまり離れちゃうのもダメだから、このエリア内しか回れないけど。
でも此処に来るまでに『手裏剣的当て』とか『妖怪かふぇ』とか、色々気になるアトラクションやお店があったしから、退屈なんてしなさそう。
「まずは何処に行こっか？」と雄太くんに尋ねながら、からくり屋敷を後にすると「やっほ〜！」と声を掛けられた。
丁度からくり屋敷の前を通りかかったみたいで
そこには新撰組の羽織を纏った3人の……えぇっと、雷門の人がいた。
「えーと、名前は確か……Aちゃん、だっけ？」
A「え、えっと……は、浜野くん？」
すぐに名前が浮かばなかったけれど、ちゃんと思い出せた。私に声を掛けた人は浜野くんで、その隣に立ってる背の高い人が速水くん。小さい人が倉間くん。
キャンプファイヤーの時にちょっとだけお話したから覚えてた。
……というか、浜野くんがやたら私とはー君の関係について聞いて来るから……それで……うん。
私に名前を当てられて「正解〜！覚えててくれたんだ〜！」と浜野くんは嬉しそうに笑った、
浜野「ちゅーか、からくり屋敷入ったの？どうだった？ニンジャ何人いた？」
速水「浜野くん……ニンジャは自力で探しましょうよ……」
浜野「あ！もしかして、その手に持ってる奴が景品？
めっちゃクナイじゃん！投げれるの？」
A「な、投げるのは危ないけれど……これボタン押したら光るの…！ほら！」
浜野「スッゲー！俺も欲しい〜！」
浜野くんは私が持っていたクナイを見て目をキラキラと輝かせるが、速水くんと倉間くんはそんな浜野くんを見て呆れたように笑った。
というか……この人、すっごくグイグイ来る……
やっぱりこういうの、男の子は好きなんだなぁ……
……雄太くんは私達が話している間
私の服の裾を掴んで、じぃっと浜野くん達を見つめていた。
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＊IJu＊(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！喜んでもらえてこちらも嬉しい限りです^^変わらず楽しんで頂けるように更新頑張りますので、よろしければのんびり楽しみにして頂けると嬉しいです…！ (2021年9月24日 0時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - まさかこのシリーズの番外編が見られるなんて...!大好きだったので続きが見られて本当に嬉しいです（ ; ; ） (2021年9月22日 16時) (レス) @page5 id: fc0cc8c897 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 星猫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでよかったですー！ (2021年9月10日 1時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月9日 7時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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