#合流 ページ25
マップを片手にグリーティング会場に向かうと、そこにはデカい猫に似たキャラクターの着ぐるみと戯れる弟達の姿があった。
すぐ傍には野咲が、他にも森村や空野、雷門のマネージャー2人がいて、それぞれ思い思いの仮装姿をしており、弟達を微笑ましい表情で眺めていた。
ホントにいやがった……アイツら……
野咲「…あ！おーーい！A〜〜！瞬木〜〜！！」
ふと野咲がこちらに気付いて、俺達に向けて大きく手を振った。Aが駆け寄りながら手を振り返すと、他の女子も気付き、何処かﾎｯとしたような顔をされた。
A「良かったぁ、すぐ見つかって……」
空野「こっちもビックリしちゃったわよ…！
2人だけで瞬木くんがいないんだもん！
瞬木くん、面倒見がいいから弟達を放っておくような人じゃないから……」
瀬戸「まさか貸切状態なのに迷子になるなんてな」
茜「広いから仕方ないよ、水鳥ちゃん」
A「ま、迷子ではないよ！……多分」
森村「それよりAちゃん……その仮装、可愛いね」
A「え？ほ、本当…？えへへ、ありがとう。
好葉ちゃんのも可愛いよ。えぇっと……赤ずきん、かな？」
森村「うん……ありがとう」
野咲「A、私は？私はどう？ねぇ、どうかな？」
A「ふふっ、さくらちゃんもとっても可愛いよ」
野咲「でっしょ〜〜！」
俺達も合流し、Aが女子組に話し掛けると、あっという間に女子トークが始まった。
やれこの仮装が可愛いだの、似合ってるだの、元ネタはなんだの。主に仮装の見せ合いっこ。
終いにはそれぞれのスマホで写真を取り出す始末だ。
そんな様子を、はたから見てた皆帆は思わず苦笑いを浮かべ、真名部は拗ねているような顔でじーっと女子組を眺めていた。
真名部「……女子ってどうして集まるとああやって写真を撮り始めるんですかね？」
皆帆「さぁ…？記念じゃないかな？」
真名部「記念……」
皆帆「さっきのジェットコースターの写真みたいな感じ、かな？……いや、記録と言うべきかな？」
真名部「……日記みたいなものですか？」
皆帆「なのかなぁ？」
遠目から眺める2人を横目に俺は1人弟達の方へと歩み寄る。
2人は今の今まで着ぐるみと戯れていたのだが
俺に気付くと嬉しそうな顔をしたままこちらに駆け寄り「兄ちゃん、あのね！」と着ぐるみを指差しながら話し始める。
そんな2人の脳天に俺は軽くチョップを入れた。
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＊IJu＊(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！喜んでもらえてこちらも嬉しい限りです^^変わらず楽しんで頂けるように更新頑張りますので、よろしければのんびり楽しみにして頂けると嬉しいです…！ (2021年9月24日 0時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - まさかこのシリーズの番外編が見られるなんて...!大好きだったので続きが見られて本当に嬉しいです（ ; ; ） (2021年9月22日 16時) (レス) @page5 id: fc0cc8c897 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 星猫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでよかったですー！ (2021年9月10日 1時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月9日 7時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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