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彼女と目的地 ページ45

「ようやく着いたか…

城塞都市コランドだ」



ホークママに揺られ続け早数日。
やっと目的地に辿り着き、僕達は橋の向こうにある都市を見据える。


まぁ、都市っつっても人っ子一人いない廃れたとこだがな。

なんだっけ。昔、大虐殺が起きてあそこに住んでた人皆死んだんだっけ。
ずっとずっと昔にそうゴウセルから聞いたような。


…あ、因みにリラは〈豚の帽子〉亭で留守番だ。
危ないってのもあるけれど、エレインと王女さんの事看ててほしいって団長が言うからさ。



「わぁ、素敵な所。出迎えはいねーのか?」

「来たら面白いね。こんな所に人なんていないと思うけど」

「何も面白くないよ…?」

「さてさてさーて…全員でとっとと次元のひずみとやらを解除してキャメロットに乗り込むぞ!!」



おふざけもそこそこに、本来の目的を行う為
僕達は今一度オンボロ橋の向こう側にある都市を見据えた。


ボロボロに倒壊した建物が並ぶ場所だ。
人の気配は勿論なし。酷く静かで不気味だ。


…………ん?いや、待てよ?

なんか、橋の向こうに誰か………



「団長…?橋の入り口に架かる橋の上に人が…」



エスカノールも気付いたのか、僕より先にその事を口にする。


確かに橋の向こうに1人、人影が立っていた。
こんな人気のない場所にだ。

しかもその人影、気味悪いんだ。
顔がまるで団長みたい(・・・・・)でさ。

団長もさっきまでお気楽モードだったのに。
ヤツを見つけた瞬間、ガラリと変わった。



『ここへ来たのはエリザベスのためか?

ということはまだ生きているらしいな…
しぶとい女だ』

「なぜ奴が…」

「メリオダス、これは罠だ!」



違和感を感じ、マーリンが団長を止めようとするも
次の瞬間、団長は人影に向かって飛び出した。

彼女と次元のひずみ→←彼女は聞けない



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*IJu*(プロフ) - Schall_108さん» こんばんは、コメントありがとうございます!そう言って下さって嬉しいです…!掛け持ちしているのでノロノロ更新ですが、是非気長にお待ち頂けると…!すみませんorz (2021年4月7日 0時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
Schall_108(プロフ) - こんばんは!やっぱりこの小説好きです!毎日更新楽しみにしてます)^o^( (2021年4月4日 23時) (レス) id: ac70789a4c (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - Schall_108さん» コメントありがとうございます…!!て、徹夜?!余程夢中になられたんですね…!恐縮です(´˘`*)まだまだこの物語はつづきますので、宜しければ最後までお付き合いして頂けると嬉しいです…!更新頑張ります〜! (2021年1月20日 0時) (レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
Schall_108(プロフ) - ゴウセルの夢小説を漁っていたら!この作品に会いました!読むのがやめられなく6時間かけて徹夜で読んでしまいました!更新楽しみに待ってます!あと‥。素晴らしい作品を長い間書き続けて頂いてありがとうございます!本当にこの作品大好きです! (2021年1月19日 6時) (レス) id: ac70789a4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年11月14日 1時

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