▼仲間 ページ32
天馬「選手交代だ！俺達が闘う！」
アースイレブンに運び出されるギャラクシーイレブン。
そんな中、天馬がオズロックの前に立ち、そう宣言した。
つまり、再びアースイレブンがオズロックと闘うって…？
オイオイ、お前らちゃんと体力回復したか？
大分消耗させられただろ？
ｵｽﾞﾛｯｸ「まだやるか？アースイレブン…」
天馬「アースイレブンじゃない！」
天馬の宣言にオズロックは不敵な笑みを浮かべる。
だけど天馬はチームの名前を否定すると
おもむろに両腕を広げた。
天馬の後ろにいるのは、アースイレブンによってまだ運び出されているギャラクシーイレブン。
天馬はそんな彼等を指し示し、告げた。
天馬「＿＿＿ギャラクシーイレブンだ！」
A「天馬……」
…今までは地球代表として闘って来たのに。
今の闘いで、今まで闘って来た人達も『仲間』になったみたい。
いや、きっとサッカー大好きな天馬の事だ。
試合が終わったらもう『仲間』だって思ってるのかもね。
ｶｾﾞﾙﾏ「天馬っ…！」
天馬「俺達地球人も想いは同じさ！
色んな星が1つになったチームなんだ！」
カゼルマがよろよろと天馬の方に歩み寄り、嬉しそうに笑う。
天馬は振り返ってそんな彼に笑顔を向けると
グラウンドにいるギャラクシーイレブンの皆を見渡し、そうしてオズロックを見据えた。
ｵｽﾞﾛｯｸ「どうなろうと構わん…撃ち砕くまでだ！」
でもオズロックは揺らがない。
濁った瞳でそう言うと、歪んだ笑みを口元に浮かべる。
不安と期待が入り交じる、最終戦。
絶対に勝ってよね、ギャラクシーイレブン…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
