◇ラプンツェルとスイーツ ページ33
そうやって、その後も暫く足湯を満喫していたけれど、ただ足湯に時間を使うのも何だなと思って。
私は足湯を出ると、さっき気になっていたお店に片っ端から行ってみた。
スポーツショップだったり、売店だったり、喫茶店だったり。
あ、売店でコーヒー牛乳買ったよ！瓶に入ってるやつ！
瓶に入ったやつは初めて飲んだけれど、すっごく美味しかった！紙パックのやつとはちょっと違う味がした！
因みにフドウはフルーツ牛乳を買っていたよ。
1口飲ませて！ってお願いしてみたんだけど
意地悪なフドウは目の前で全部飲んじゃったの。
だからフルーツ牛乳をもう1本、私用に買ってもらった。
「ね、フドウ！今度はあそこ行こ！あそこ！」
「…ただのコンビニじゃねーか」
「ただのコンビニじゃないよ！和風のコンビニだよ！
ほら！見た目が普通のコンビニと違うでしょ！」
「いや、中身は全く……あー、もうわーったから。腕引っ張るんじゃねーよ」
次はコンビニが気になったから、私はフドウの腕をｸﾞｲｸﾞｲ引っ張って入るよう急かす。
病院の売店なら知ってるけれど、外のコンビニに行った事がない私にとってはその響きは十分魅力的だ。
しかも！見た目が私のコンビニと違って和風！
屋根は瓦で木製の柱が立ってるの！
中身は変わらないのかもしれないけれど、だからって行かないワケにはいかないでしょ！
「うわぁ…！」
フドウと一緒に中に入って、私は感嘆の声をあげる。
確かに中は和風じゃない。
病院の売店と同じ感じだった。
ただ、病院の売店と違う所は、広くて色んな商品があったって事。
「フドウ！見てみて！スイーツだけでこんなにいっぱい種類がある！
…あっ！あっちにはアイスも！お菓子だっていっぱいだぁ〜！！」
「…おめでたいヤツだ」
なんかフドウに馬鹿にされたような気がするけれど、しょうがないじゃない！
病院の売店はこんなに種類無かったんだから！
お菓子だって見た事ないやつばっかり…！
ポテトチップスだけでこんなに種類があるなんて。
「ねぇねぇ！何か買ってもいい？買ってもいいよね！？」
「お前、さっきもなんか食ってなかったっけ？
あんま食うと太るぞ」
「今食べるんじゃないの！戻ってから食べるの！」
「あーハイハイ」
スイーツの棚の前でさっきみたいにフドウにおねだりしてみたら、またフドウにからかわれた。
しかも太る、だなんて。
女の子にそーゆー事言うの失礼なの知らないのかな。
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＊IJu＊(プロフ) - アインツバル(家のパソコン)さん» コメントありがとうございます〜！僕にはもったいない嬉しいお言葉…(´；ω；`)ノロノロ更新ですが、これからも頑張ります〜！ (2019年12月8日 15時) (
レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル(家のパソコン) - わぁぁぁ、続編本当におめでとうございます！もう文章が光り輝いて見えるレベルですね……これからも作者様のペースで頑張って下さい、ずっと応援してます！ (2019年12月7日 18時) (レス) id: ae0283035e (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 時雨（元．不動彩香（アヤカ））さん» コメントありがとうございます〜！嬉しいお言葉頂きました(*´∀｀)これからも更新頑張りますっ！！ (2019年12月1日 1時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
時雨（元．不動彩香（アヤカ））(プロフ) - 続編おめでとうございます、やっぱり貴方は凄いです！最初の一ページから素敵です、更新頑張って下さい！応援してますね！！ (2019年11月30日 15時) (レス) id: b421c0e73a (このIDを非表示/違反報告)
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