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○タオル○ ページ45

とりあえずそのまま家に帰る事になり、私達は帰路に着く。

でもその間私は寒気を感じて、クシャミを連発してしまった。


それで心配されたからか、ゴウセルが何度が私を運ぼうとしてくれたけれど、全部断って自力で歩いた。


あんまりゴウセルに触れて、私の病気移したくないからね。



「着いたー…うぅ、髪の毛重いー、服重いー…」



やっと家に辿り着き、中に入ると私はタオルを出そうとベットの方へ歩き出す。

だがすぐに「歩くと部屋が濡れるだろう」とゴウセルに止められた。
確かにポタポタと水滴が髪の毛やワンピースから滴り落ちる程濡れてしまっているので、このまま歩いたら濡れちゃう。


仕方ないのでゴウセルにタオルを持って来てもらうようお願いし、私は玄関前で待機する事にした。



「タオルはベッドのそばの棚の中だよ〜」

「了解」



最初はゴウセルだけでタオルを探してくれていたが、その途中で私はふとゴウセルにタオルのある場所を教えていない事に気付き、わたしはゴウセルに教えてあげた。

するとゴウセルは私の言われた通りの場所を調べて大きめのタオルを取り出し、こちらの方へと戻って来る。


私はそのタオルを受け取ろうと手を伸ばしたが、どうやらゴウセルはその気は無かったみたいで

タオルを大きく広げると、私の頭に手を伸ばした。



「あ…だ、大丈夫、大丈夫!
わ、私、自分でやるからっ!!だから頂戴!」



私は慌ててそう言うと、両手を伸ばしてタオルを渡してくれるよう頼んだ。

するとゴウセルはパチパチと瞬きをして固まった後に、タオルを渡してくれ
私は心の中でホッと溜息をつくと自分の髪の毛の水分を拭う。



びっくりしたなぁ…もう。

やってくれようとするのは嬉しいけれど…でもやっぱり触れられるのは怖い。


ゴウセルには病気を移したくないから。

…とは言ってもこの病気、移るかどうかわからないけれど。


でも一応、触れないようにはしないと。

予防だよ、予防。



「だから言っただろう。無闇に駆けるなと」

「し、仕方ないじゃん…久しぶりに来たんだし、まさか転ぶとは思ってなくって〜…」



ゴウセルとお話しながら、髪の毛を拭いていく。

お話、と言ってもゴウセルにまた怒られてるだけだけど。


そのうち水滴が垂れない程度まで髪の毛は拭い終わり、私はタオルを体に巻いて体を隠すと、その中でワンピースを脱ごうと袖に手をかけた。

○あっち向いてホイ○→←○転ばないもん○



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*IJu*(プロフ) - あまのじゃくさん» コメントありがとうございます! 個人的には好きなんですけれど、そうですかイラつかせてしまいましたか……貴重なコメントありがとうです、次の新作のキャラ作りに生かして行こうと思います (2017年11月3日 18時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
あまのじゃく - この夢主が大嫌いすぎてイライラしました。 (2017年11月3日 17時) (レス) id: 6eda127a87 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - 眼鏡っ娘☆さん» コメントありがとうございます! 更新遅くてごめんなさい……気ままにのんびり更新しているもので……更新楽しみになされているのにすみません…… 気長に待ってくれると嬉しいですー! (2017年8月1日 0時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - 毎日確認しても更新されてなくて残念です・・(泣)頑張って下さい!楽しみにしてます! (2017年7月31日 13時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - 更新頑張って下さい!毎日確認して楽しみにしてます! (2017年7月28日 9時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年7月20日 0時

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