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「だいぶ撃てるようになったな」
『腕が戻ったって言って欲しい』
「元知らねーし」
最近よく外に出る
部下の人たちに相手してもらったり
スピードも正確さも高めるために撃つ練習をしたり
はじめて会社に行ったあの日
私がきたことが結構話題になったみたいで
多分たろちゃんの耳にも入っていると思うって
私には何も聞いてこないけど
だから会社に行くことは無くなって
代わりに行くようになったのが
樹が経営している夜のお店
綺麗なお姉さんがたくさんいる
そんなところ
「おつかれ」
女「お疲れ様です〜♡」
「ほら、入ってこい。」
『うん』
私はここが大っ嫌いだ
女の子の甘い声が響き渡る
私がいるのにそんなのお構いなしに樹に触れる
樹も気にしちゃいない
触らないで
そう言えたら楽なのに
何かあるって確定したわけじゃないのに苦しい
やめてって触らないでって言い切れない自分もいた
汚れることはわかってたから
持ってきていた服に着替えてシャワールームを出た。
ほら、まただ
座ってる樹の肩に女の子が手をおいて
露出の高い服を着て樹に体を押し付けてる
近いよ…
「A？どーした？」
私が上がってきたのに気がついて
樹が私に声をかけた
『何もない』
そういうと樹は椅子から立ち上がり
私の元にやってきて誰にも聞こえない声で私に言うの
「泣きそうな顔してる」
誰のせい？
『早く帰りたい』
「もうちょい、仕事終わらせたいから」
『うん』
モヤモヤした気持ちで
樹を待ちながらスマホを触る
慎太郎帰り遅くなりそう?
Aもう少しかな。夜ご飯何?
慎太郎ビビンバ!
嬉しい
ビビンバってなんかたろちゃん似合うね
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るな(プロフ) - 樹くんバカだぁ、自分の行動が原因だとわかって欲しいけど、慎太郎くんに対して嫉妬してるっていうのにも気づいてほしい😂お話楽しみにしてます^ ^ (3月14日 11時) (
レス) @page34 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 大好きです！続きも楽しみにしてます( ᵔᵒᵔ )♡ (2月23日 12時) (レス) id: 789ab475c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年1月31日 21時
