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「もってて」
『いいの？』
戻ってきた樹に渡された
私の欲しかったもの
あれだけ頼んでもダメって言われたのに
「下手するとお前が殺されるかも知んねーよ」
『わかってる』
「最後これ使ったのいつ？」
『ここにくる1ヶ月前とかかな』
一度どっかで練習した方がいいかも
いざ使うとなった時
外したら最悪だよね
「明日学校午前だけだろ？」
『うん』
『午後から俺と一緒ね。あけといて』
きっと練習だ
これ、しくじったら絶対に
「やっぱだめ」っていわれる
「A」
『なに？』
「やっぱ明日は俺がいこうか？」
『仕事でしょ？』
そぉだけどさ〜って
いつもスンとしてて大人な彼が
ちょっと駄々っ子みたいになってる
意外な一面にちょっとキュンとする
『大丈夫だから。ね？』
「大学休めない？」
『んー、難しいかな』
「別に一回くらい平気だろ」
そんなに行かせたくない？
別に今日も明日も変わらない毎日
たまたま、見つけてしまっただけのこと
知らなければ普通に大学にいってるわけで…
『心配さすぎでは…？』
「お前はしらねぇーからそんなこと」
『なに？』
「やっぱいい」
『ねぇ、なに？？なんなの？』
「あーうるさい。寝るぞ」
そのままベッドに連れて行かれて
無理やり寝かせられるけど
全然眠くないし、話気になるし
『ねぇ』
「お前は黙っとけ」
そう言われて樹の胸に押しつけられる
酸素が減る
苦しいけどどこか心地よくて
私が喋らなくなったのを確認して
樹が力を弱めるけど
離れたくなくて、ただ彼にしがみついていた。
「大丈夫だから。ちゃんと守るから」
その声を聞いたのが最後
気がつけば眠りについていた。
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るな(プロフ) - 樹くんバカだぁ、自分の行動が原因だとわかって欲しいけど、慎太郎くんに対して嫉妬してるっていうのにも気づいてほしい😂お話楽しみにしてます^ ^ (3月14日 11時) (
レス) @page34 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 大好きです！続きも楽しみにしてます( ᵔᵒᵔ )♡ (2月23日 12時) (レス) id: 789ab475c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年1月31日 21時
