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A？
この部屋をノックしてから入ってくるのは
Aくらいだからすぐわかる
「あいてる」
『これ』
「あぁ、北斗か」
『なんかあった？』
「べつに？」
『ここシワよってるよ』
そうして眉間を伸ばされる
無意識
睨んでるつもりなんてなかった
大丈夫？って上目遣いで聞いてくるAから
甘い香りがしてちょっと癒される
「いい匂い」
『さっきお菓子作ったから』
「へぇ」
『樹のもとってあるよ』
「後で食わせて」
『うん』
このまま仕事を早く終わらせたいのに
会ってしまうと我慢できなくなる
「ちょっとだけ…」
『樹くん甘えたなの？』
「いいね樹くんって」
『甘えたさんだね』
Aを抱きしめながら
ソファーに移動して腰掛けると
当たり前のように上に乗っかってくる彼女
まぁ、定位置だし
そうしようと思ってたけど
「今日さ俺仕事頑張ったんだよね」
『いつも頑張ってるじゃん』
「今日は特別、だからキスしてい？」
『いつもそんなこと聞かないのにどうしたの？』
「気分？」
『いいよ』
キスするだけで疲れが吹っ飛ぶ
Aって凄いよなぁって
『じゅり』
「もっかい」
『ちょっと、』
Aを補給したら
お腹が空いてきた
時計を見たらちょっと早いけど飯の時間
「飯いくか」
『ん』
『今日はチキン南蛮だよ』
「Aが作ったの？」
『途中までは？』
「怪我してね？」
『大丈夫だよ』
「あんまり包丁もつなよ？」
『大丈夫だって、ほんと過保護』
リビングにはみんな揃ってて
飯の準備してる
慎太郎「じ、樹、あれ？早いね。まってすぐできる」
「いいよ、ゆっくりで」
慎太郎「え、あ、おん」
飯を食ってすぐに仕事部屋に戻る
仕事を片付けてAと寝たい
「A、先寝てろよ」
『うん、ほどほどにね』
「あーい」
寝てろっていいながらも
起きてたら嬉しいなんて
思ってる俺は馬鹿だよね
寝てるAも可愛いけど
やっぱり起きてるAに会いたくて
俺は急いで仕事をおわる
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るな(プロフ) - 樹くんバカだぁ、自分の行動が原因だとわかって欲しいけど、慎太郎くんに対して嫉妬してるっていうのにも気づいてほしい😂お話楽しみにしてます^ ^ (3月14日 11時) (
レス) @page34 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 大好きです！続きも楽しみにしてます( ᵔᵒᵔ )♡ (2月23日 12時) (レス) id: 789ab475c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年1月31日 21時
