コーヒーが好きな理由 2 ページ6
「はぁ…はぁ…
やっと足を止めてくださいましたね、ご主人様…」
「ど…どういうことですか…?
あなた、狗神さん、ですよね…?」
あの時足を止めてしまい、なんとなく話さなければいけない雰囲気になったので、立ったまま言葉を交わしているが、なんだか変な感じだ。
漫画の登場人物と話すなんて、ありえない。ありえないはずなのだ。…まあ、実際ありえてしまっているのだけれど。
…だが、先程から何故か言葉が噛み合わない。
狗神はまるで私を知っているように振る舞っているが、私は彼を知らない。
そもそもそこで食い違ってしまっているようだ。
(そういえば、狗神がこひなちゃん以外に必死になってるとこなんて、見るの初めてだな…)
それがよもや自分に対してだなんて、本当に誰が思おうか。
もとの世界で、ぐぐコクが好きでよくコミックスも買っていたけれど。何度かこんな妄想もした覚えがあるけれど。
(本当に起きると、どうしていいかわからなくなるものなのね…)
「…そんな呼び方をしないで下さい!
昔のように…『クロ』と読んでください!!!」
「え?」
「はい?」
「ク…………ロ?」
「はい!
あなたの愛するペット、クロでございます!!」
「えええええぇぇぇぇええーーー!?」
…なんということでしょう。
可愛がっていたペットが、もう既に死んでいて、怨霊的なものになって、しかもイケメンの変態ストーカーにまでなりさがって、しかも漫画の登場人物になっているだなんて…
「マジか…」
凄まじく驚いていたのに、口から出た呟きは小さいものだった。
「すみません、ウチの馬鹿犬が…怪我とかありませんか!?」
「は…はい…」
放心状態の私は、一度市松家にお世話になることになりました。
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光華(プロフ) - 銀魂の土方十四郎で激裏お願いしても良いですか? (2019年11月24日 21時) (レス) id: 9f1b40bb10 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ-α(プロフ) - 幽遊白書の幽助の激裏お願いしますね (2018年9月1日 14時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
サーシャ - 智美さん» 完成しました! お待たせして申し訳ありません…犬夜叉、るーみっくは大好きです!! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 2ec897ff99 (このIDを非表示/違反報告)
nebula - 調べたらすぐでます〜 (2018年2月6日 2時) (レス) id: 4fd0305776 (このIDを非表示/違反報告)
nebula - あ、言い忘れていましたが妖怪です (2018年2月6日 2時) (レス) id: 4fd0305776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーシャ | 作成日時:2017年1月22日 10時