あなたの本心、私の本心。6 ページ36
…そして、私がそうやって、彼の指先にほだされて気が緩んでいた隙を見計らい、指が侵入してきてしまう。
私がどう思っていようが、濡れた中で指が動き回るのは快感以外の何物でもなく、手足からは力が抜けていく。
もしも相手が完全に知らない男性だったらもっと嫌悪とかが沸くものなのだろうが、相手が九衛門だからこそ私も中途半端に安心してしまっているのかもしない。
…今も、私の胸や中心部への愛撫は続いているが、こちらが暴れたり抵抗しなければ、痛みも苦しみも微塵も感じないのだ。
最も、それさえも彼の策略なのかもしれないけど。
「は、ぁん…あぁ、九衛門…っひ、ぁあっ!」
「悦いんだね?…それは嬉しいな。もっとしてあげよう、ほら」
「ぁ…!あぁっ、あっ…あ、す、ごい…だめ、変になる…っ」
「…君を壊すのも悪くないね」
「あッぁああ!あぁあ¨ッ!!やっ、いや、もう…っ」
…私の一番敏感な突起に、また違う尻尾の先が絡み付き、優しく皮を剥いて強い快感を与えてくる。
…擦って、痛くないくらいにグリグリと抉られて。
その動きはあまりに巧妙で、どんなことをされてるのか全て理解することはできなかったけど、それでも、自分の体がそれにどれだけ感じてしまっているかはわかった。
…もうそろそろ、限界だ。
「あッ!ぁあッ、も、もぅ…もう、だめ…っもう、ひ、あ…っ」
「我慢なんてしなくていいんだよ……達するがいいさ」
…そう、九衛門が囁いて、中から肉芽の裏側を擦り上げる。
…それが、私にとっての決定打になった。
「ぁあッ!や、っひ、あぁあああ¨あ¨…っ!!」
…今まで生きてきた中で、一番大きな絶頂。
一瞬、羞恥や戸惑いや、快感以外の全てのものが私の中から吹き飛んで、次々押し寄せてくる波を私は恍惚として受け止めた。
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光華(プロフ) - 銀魂の土方十四郎で激裏お願いしても良いですか? (2019年11月24日 21時) (レス) id: 9f1b40bb10 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ-α(プロフ) - 幽遊白書の幽助の激裏お願いしますね (2018年9月1日 14時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
サーシャ - 智美さん» 完成しました! お待たせして申し訳ありません…犬夜叉、るーみっくは大好きです!! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 2ec897ff99 (このIDを非表示/違反報告)
nebula - 調べたらすぐでます〜 (2018年2月6日 2時) (レス) id: 4fd0305776 (このIDを非表示/違反報告)
nebula - あ、言い忘れていましたが妖怪です (2018年2月6日 2時) (レス) id: 4fd0305776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーシャ | 作成日時:2017年1月22日 10時