病室 あなたside ページ20
―――。
ハナ「…！」
ここは…？
ハナ「A！」
A「ハナ…」
ハナは泣きながら私を見ていた。
ハナ「良かった…心配したんだよ…！」
A「ごめん…」
そうだ。
私はお店で意識を失って…。
先生「あ、目が覚めましたか。大丈夫ですか？」
先生が病室に入ってきた。
A「はい。」
先生「最近は全く過呼吸とか起こさなかったのに、今日はどうしたのかな。」
A「…男の人に腕を掴まれて…１人だったので怖くて…」
先生「そうだったんですね…。もう安心してくださいね。赤ちゃんも元気です＾＾」
A「ありがとうございます…」
先生「でも、念のため少しの間入院して様子を見ましょう。」
A「はい…」
先生はそう言うと、病室を後にした。
A「ハナごめんね。」
ハナ「ううん。Aが元気ならそれでいい。…あ！」
A「ん？」
ハナ「キュヒョンさんが心配してるよ！」
私が倒れている間に、ハナがマネージャーとオッパと電話をしてくれていたらしい。
ハナ「電話してあげてね。私は仕事に戻らなきゃ。」
A「うん。本当にありがとう。」
ハナ「何かあったら電話してね！」
A「うん。」
私はハナに言われた通り、すぐさまオッパに電話をかけた。
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作者名：しろくま | 作成日時：2017年1月1日 22時
