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《ar side》
当たり前のように、
俺んちでシャワーを浴び
にんまりしながら
ホットココアを飲んでいる知念。
「なんか、機嫌良さそうじゃん。」
知「やっと、自分の気持ちがわかったの。」
そう言い、
俺をじっと見つめる。
かわいい顔してんな。
気がつけば、
知念の頭をわしゃわしゃと撫でている
自分がいた。
心地良いのか、
目をつむり、
頬を少し赤らめている。
知「やっぱり、僕はクズだからね。
誰かの１番にはなりたくない。」
知「皆に、愛されたいの。」
知「涼介に惑わされたけど、
やっぱり違った。
僕は、僕だった。」
自嘲するように、笑みを浮かべ
目線を下に向け話す知念。
『誰かの１番にはならず、
皆から
たくさんの愛が欲しい』
それが、昔から
知念のモットーであった。
そんな
お前だけ、クズみたいに言うなよ。
俺だって、
寂しさを紛らわすために
伊野ちゃんに、愛を求めてしまった。
そして、
それ以上に
知念を利用しているんだよ？俺
「知念だけじゃないよ。
俺もクズ。」
知「……まだ、クズでいようね。」
今にも泣きそうな顔で、
そう呟き
俺に顔を近づけてくる。
知「僕は、誰のもにもならないから…
シよ。」
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
