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《ar side》
朝早くから、
伊野ちゃんに起こされる。
伊「ほら、大ちゃん。
今日、生放送でしょ？」
昨日の夜は
初めてだった。
伊野ちゃんは、
それはそれは、優しく
俺には勿体ないくらいの愛情で
俺を抱いてくれた。
「ちゃんは、
俺のこと、
大切に思ってくれてるんだね。」
俺よりも、
せっせと支度をしている彼に
ベッドに横になりながら、
俺は話しかける。
「こんな俺のこと…
こんなに愛してくれてありがとう。」
伊「どしたの、大ちゃん。」
まだセットされていない髪が、
目にかかり、
ほんのり色気が増している伊野ちゃん。
俺は、
山田のことしか考えてないのに、
伊野ちゃんのこと、利用しただけなのに、
全てを暖かく、受け止めてくれた。
だけど、
だから、
改めて
気がつけたよ。
「俺は、山田が好き。」
ちゃんが、
少し切なそうに微笑んでから、
俺を抱き寄せる。
「だから、もう、
伊野ちゃんを利用できない。
利用したくない。」
伊「俺が、好きでやったことなのに。」
「伊野ちゃんのこと、大切だから。」
大切だから。
優しさに甘えて、
さらに君を
傷つけるようなことはしたくない。
これからも、笑い合っていたいから。
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
