気づく夜 ページ41
《ar side》
山田は
明日から、ドラマの撮影で
しばらく地方で泊まり込みだって聞いた。
最近、
あんまり面倒見てやれなかったなとか
ここで少しポイント稼ごうかとか
色々考えちゃって、
電話をかけてみることにした。
少しだけ、
声を聞けたら良い。
少しだけ、
俺の “エール” を
受け取ってくれたら嬉しい。
だけど、
何度かけても繋がらない。
おかしいなと思って、
知念に電話する。
だけど、
こっちも応答なしで。
なんだか、嫌な予感がした。
今は、夜の10時。
さすがに、
普通なら連絡くれる時間帯。
そう、
普通なら。
今頃、
きっと2人は……。
あぁ、
俺の心が、もう保たない。
もう、
崩壊してしまいそうだったその時。
俺のスマホが、うるさく鳴った。
画面表示を見ると、『伊野尾慧』の文字。
なんで、
この時間に、
このタイミングに。
「……どしたの、」
伊『大ちゃん…、俺を利用していいよ。』
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
