クズな僕ら ページ37
《ar side》
知「で？どうだったの。
正真正銘の伊野ちゃんとのキスは。」
「嫌ではなかった……。」
何言ってんだよ、俺……。
俺は、山田１本のはずなのに。
知「僕たち、クズじゃん。」
「いや、お前と同じにすんな！
知念ほど、何度もキスしてねぇから！！」
なんて、笑って誤魔化すけど。
正直、
俺も知念と同じくらいクズだ。
なんで、
好きじゃない伊野ちゃんからのキスを
受け入れている自分がいるんだろう。
本日の「密会」は、
この議題についての討論会になりそうだ…。
俺がようやく同じ悩みを持ったから、
知念はいつもよりテンションが高い。
「でも、あんなキレイな顔してんだもん。
拒む理由ねぇよ。」
知「わかる。
涼介と伊野ちゃんって、
JUMPの中でも顔面強いしね。」
ここで、
ふと俺らの間に不思議な間が訪れる。
なんとなく、
お互いが
この空気感を察する。
無言のまま、
自然と見つめ合い
徐々に近づき合う。
「俺と知念でも、キス出来るのかな。」
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
