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《ym side》
バラエティーのロケで、
大ちゃんと2人で仕事だった。
いつもなら
ちょっかいかけ合うのに、
最近付き合い悪くて。
ロケ後、
各自の家まで送ってくれるっていうから
マネージャーの車に
2人で乗らせてもらった。
大ちゃんが静かだから、
珍しく体調を心配してあげた。
有「いや、逆に
お前は調子良さそうだね？」
そりゃあ、
知念ちゃんとキスしちゃったんで！(笑)
なんて言えねぇけど。
有「あーそういえば、
お前、新しい仕事決まったんだってな。」
え？
俺、大ちゃんに言ってないのに。
なんで知ってるの？
有「最近、山田、
いつも以上に鍛えてるだろ？
なんかあったのかなぁって思って、
マネージャーに聞いたら
役作りだってな。」
大ちゃんは、すごいや。
俺のこと、
よくわかってる。
「ありがとう。
また、刑事もの(笑)」
有「体調に気をつけて頑張れよ。」
久々に見た大ちゃんの笑顔。
俺に向けて
笑ってくれたのは、
本当にいつぶりだろうか。
なんだか、
安心してしまって、
突然、睡魔がおそってくる。
車の
ちょうど良い揺れもあって
俺はいつの間にか眠ってしまっていた。
『山田さーん？
家、着きましたよ。』
マネージャーに声をかけられ
目覚めたのは
俺の家の前。
道順的に、
大ちゃん家が先だったから
俺の隣に
もう彼はいなかった。
「あれ、何コレ。」
寝ていた俺の体に
見慣れたものが羽織られていた。
『あ、有岡さんが
寒そうだからって、
上着かけてあげてましたよ。』
俺にかけられた有岡の上着。
アイツの香りがする。
やっぱり
なんだかんだいって、
兄貴なんだよね…。
面倒見がいいというか……。
なんだか
体だけじゃなくて、
心まで
あったかくなっていくのを感じた。
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
