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《ar side》
メイクも終わり、
俺は1人、
楽屋への廊下を歩く。
自販機で、何か
ジュース買ってこうかな。
たしか…
俺より先に
メイクを終わらせていたのは
山田と知念だ。
深いことは考えず、
当たり前のように
3人分の硬貨を自販機に入れた。
冷えたドリンクを買ってしまって
手が冷たい。
早くあったまりたいなぁと、
3本のジュースを持って小走りする。
あっという間にたどり着き
俺は
楽屋のドアを開けようと、
手をかけた。
その時
知「はぅっ、う、ん…」
俺は、背筋が凍った。
聞いてはいけない声だった。
普段は聞かないような
知念の甘い声。
中で、何が起こっているかなんて
容易に想像できた。
だけど、
俺はなぜか
そのまま
ゆっくりとドアを開けていた。
山「ちぃ…ん、っん」
そこには、
壁際まで追いつめ、
知念にキスをする山田の姿があった。
知念は、
抵抗している様子はなく
ただただ
山田の熱いキスを浴びていた。
俺の存在には気がつかず
ちゅっ
ちゅっ
と、効果音を漏らしている。
「っ、なんなんだよ、もう！」
俺は、そのまま
来た道を引き返し
全力疾走。
とにかく、
この場から離れたかった。
ただ、その一心で。
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ことととね(プロフ) - しょぼんさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、しょぼんさんの毎日の楽しみになれるよう、頑張ります♪ (2021年2月12日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - この作品を含め、ことととねさんの作品の更新を毎日楽しみにしています！これからも頑張ってくださいね♪ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2021年1月29日 23時
