＊ ページ23
《in side》
俺と、ジャニー校長。
２人っきりの部屋。
なんで、俺だけ呼び止めたのか。
思い当たる節はある。
ジャ「お主は、自分が犯したことを
十分に理解しておるかね。」
「…はい。」
ジャニー校長は、やっぱりすごい。
俺は
山田が魔法界に来ることを、
唯一止められた存在だった。
そのことを
ジャニー校長は、知っている。
「俺は、なぜか、
彼を守りたいって思ったんです。」
俺は、
山田に対して、
そう簡単には人間界には戻れないって
警告した。
それでも、
山田は行くっていう意志を変えなかった。
何が、
山田を、そうさせたのかは知らない。
だけど、
そうとう強い思いがあるのだと、
あの一瞬でわかったんだ。
「山田には、覚悟がありました。
だから、
俺も覚悟で応えたいと思ったんです。」
「責任持って、山田を守ります。」
ジャニー校長は、
ゆっくりと、頷いた。
初めてだった。
俺は、家系的に
世界をまたぐような掟は、
必ず守らないといけないと言われ続け、
破ることなんて
考えたこともなかった。
だけど、
山田に出会って、
熱い何かを感じ、
自ら、道を選択し、
初めて、掟を破った。
自分の変化に、
少しワクワクしている。
ジャ「お主の覚悟はわかった。
きちんと、
山田くんを守ってあげなさい。」
「…はい！」
俺は、
部屋から出ようと、
ジャニー校長に背を向けた。
早く行かないと、
皆が待ってる。
ジャ「そうじゃ。
お主は、
魔法界と人間界の掟について
詳しいじゃろう。
山田くんにも、説明しておきなさい。」
言われなくても、
するつもりだった。
嫌でも、俺の専門分野なんでね。
「もちろん。」
人間が、
魔法界にいてはいけない。
この世界の仕組みを。
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ことととね(プロフ) - ぷく顔信者さん» お久しぶりです、、、だいぶ、お時間いただいていました！ゆっくり更新かもですが、これからも、読んでくださると嬉しいです！ (2021年11月4日 22時) (
レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
ことととね(プロフ) - りんごさん» コメントありがとです！まだまだ、序章ですが、面白いって言ってくださって幸せです！笑 これからも、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです (2021年11月4日 22時) (レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
ぷく顔信者(プロフ) - 久しぶりの更新とっても嬉しいです！！お話の続きも楽しみにしていますね(*´︶`*)❤︎ (2021年11月3日 19時) (レス) id: b84509f444 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品とても面白いです！ (2021年11月1日 19時) (レス) @page44 id: e6c2942604 (このIDを非表示/違反報告)
ことととね(プロフ) - ぷく顔信者さん» いつも、コメントありがとうございます！うれしいお言葉です！ぜひ、待ってて欲しいです…(>_<)(>_<) (2021年3月7日 23時) (レス) id: fc1c7b58ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことととね | 作成日時：2020年12月5日 21時
