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(倉持)
「変な所ない？大丈夫？」
私の何回目かも分からない言葉に
こっちを見ずに「大丈夫だって」を発する洋一
「見てない！」
「もう、何回も見た」
「大丈夫かな。不安だなぁ」
今日は初めて洋一の実家に挨拶に行く
洋一も大学生になって、少し大人になった
アパートの下について、もう一度深呼吸
「大丈夫だって。むしろ、こっちの2人がやらかす姿しかみえねぇよ」
大丈夫かなぁと大きくため息をついて、階段を上がって行く洋一の後ろを着いていく
ヒャハハ、肩の力抜けって
そう笑い、ドアを開ける
「ただいまー」
「おー！Aちゃん、よく来てくれた！」
「いらっしゃい、あがってあがって」
元気な2人に挨拶をする
「洋一さんとお付き合いさせていただいてますAAです。よろしくお願いします。あの、よろしければ、こちら食べてください」
「あらあら、ご丁寧に。ありがとう、みんなでいただきましょう」
「なんか、むず痒いの〜洋一に彼女なんて」
「うるせぇ」
「そんな口聞いていいのか？こっちはお前の幼少期の写真から恥ずかしい話まで山ほど握っておるがな」
「汚ねぇよジジィ！」
「ほっほっほ。さぁ、座って2人の馴れ初めを聞かせてもらおうか」
「誰が言うか！」
話には聞いていたが、めちゃくちゃパワフルである
「野球部のマネと部員なんて、洋一の醜態を沢山晒してきたんだろうから、まぁ安心ね」
「まぁ、それは否定できない」
「Aちゃん。こんな身なりだけど、すごく優しい子だから、仲良くしてやってね」
「はい、それは感じています」
私の答えにニコッとした洋一母
「洋一は、こんな顔してカレーは甘口派だから。それだけ食べさせとけばいいわ」
「ババァ！帰るぞ」
「なんじゃ、まだ反抗期か？」
言葉にならない怒りに洋一が震えている横で、思わず笑いが出る
「いい家庭環境だね」
私の言葉に、洋一はポカーンとする
「どこがだよ」
完全脱力して椅子にもたれかかっている洋一を笑いながら、みんなでおやつをいただいた
「また来てね」
「洋一がおらんでも、来ていいからな。その時は、たくさん話しをしてやろう」
「ぜってぇ来させねぇよ！じゃあな！」
「お邪魔しました」
ドアを閉めて歩き出す洋一
「ごめん、こんな家で」
「ううん、たくさん笑っちゃったよ」
そう言う私の頭をくしゃくしゃと撫でて安心したような洋一の手を握って歩き出した
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (4月13日 16時) (
レス) id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
にとりる(プロフ) - うたプリ大好きさん。ありがとうございます！私生活とネタの思いつき具合でペースが変わってしまいすみません🙇♀️期間が開くこともあると思いますが、ぼちぼち更新していきます💦 (4月13日 16時) (レス) id: 3537585e1a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月1日 1時) (レス) @page36 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
にとりる(プロフ) - 。さん、今気づきました！嬉しいコメントありがとうございます🫶がんばります！ (1月25日 10時) (レス) id: 3537585e1a (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - とても好みの作品で読んでて面白かったです！更新頑張って下さい☺️ (12月17日 23時) (レス) @page23 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にとりる | 作成日時：2023年10月1日 21時
