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(御幸)※過去未来織り交ぜです
「Aさんの、将来の夢ってなんですか？」
進路の相談をした後なのか、監督室からAさんが出て階段を降りてくる
「えー、内緒」
指でしーっというポーズをするAさんは、控えめに言って可愛い
「なんでですか」
そのまま歩き出すAさんと一緒に歩く
「えー、じゃあ御幸は？」
「今はまだ甲子園しか頭にないですけど。でも、やっぱりプロは目指したいです」
「そっかそっか。私はね、いずれプロスポーツ栄養士になりたいの」
「へぇ。いいっすね」
「まぁ、道のりは長く険しいけどね」
そう笑うAさんが、すごく輝いてそれでいて、遠くに感じた
そして迎えた卒業式
「Aさん」
「ん？」
「先、行って待ってますね」
どこで何をとは言わずとも、俺の言葉にAさんは笑う。そして
「すぐ追いつくよ」
そうハンズアップをキメるAさんは、やっぱり控えめに言って可愛かった
甲子園の2度の出場、そして活躍によりスカウトから多数声がかかるようになった。
卒業後はプロへ進み、揉まれながらプロ野球人生の年数を重ねる
食事のために食堂へ向かおうとするとコーチから声をかけられる
コーチ「御幸、お前青道出身だったよな？」
「あ、はい」
コーチ「じゃあ、知り合いかもな。新しい栄養士が来るようになったんだけど、その人も青道って言ってたぞ。名前は「Aさん。ですか？」
コーチ「あぁ。やっぱり知り合いか」
「野球部のマネだった人です」
コーチと話しながら食堂に向かい、扉をあける
すぐ見つけたその姿に歩み寄る
俺の気配に気づいたAさんが、話していた他の栄養士さんと話すのを中断して、俺に手を振り笑いかける
相変わらず可愛い
「連絡取り合ってたのに、なんで教えてくれなかったんですか」
「えー、驚くかなと思って」
「驚きましたけど、ここで働くんですか？」
「そうだよ！これから、よろしくね」
「Aさんが居る限り、移籍しません」
「それはやりすぎ」
笑うAさんに近づき、小さめの声で話しかける
「マジで、他の男達に気をつけてください」
「御幸セコムじゃん」
「当たり前でしょ」
「大丈夫だよ、私も大人だ」
「いや、大丈夫じゃないんで言ってるんです。なんかあったら言ってください」
驚いたように目をパチパチしたAさん。伝わったのかと思えば、笑顔でサムズアップ。全然伝わってねぇ
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (4月13日 16時) (
レス) id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
にとりる(プロフ) - うたプリ大好きさん。ありがとうございます！私生活とネタの思いつき具合でペースが変わってしまいすみません🙇♀️期間が開くこともあると思いますが、ぼちぼち更新していきます💦 (4月13日 16時) (レス) id: 3537585e1a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月1日 1時) (レス) @page36 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
にとりる(プロフ) - 。さん、今気づきました！嬉しいコメントありがとうございます🫶がんばります！ (1月25日 10時) (レス) id: 3537585e1a (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - とても好みの作品で読んでて面白かったです！更新頑張って下さい☺️ (12月17日 23時) (レス) @page23 id: 3bfa0dd272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にとりる | 作成日時：2023年10月1日 21時
