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2人が話すには、
クマはルフィからダメージという名の苦痛の塊を弾き出した。それに少し触れただけでもゾロはすごい叫び声をだしたと。あのクマよりも大きいその塊にゾロは触れ克服し、あの姿になったになったらしい
なるほど
だから、ルフィはあんなに元気いっぱいなんだ
サ「無茶しやがる」
目撃した2人は男の美談だと、みんなにも言ってやると踵を返した
サ「待て。ヤボな真似はすんな。あいつは恩を売りたくて命はったわけじゃねェ！！特に自分の苦痛で仲間を傷付けたと知るルフィの立場はどうなる！！」
2人「え、、え〜〜〜〜〜」
サ「どんだけ喋りてェんだお前ら！！皆んな無事で何より、、それでいいんだ、、さぁメシにするぞ」
サンジがまたみんなの元へ戻っていき、それについて2人も戻っていった
誰もいなくなった外で私も元の姿に戻る
少ししか一緒に過ごしてないけど、とても濃い内容だった。みんながどんな人となりかも。とても素敵な仲間だと思う。
「お試し期間、終わらせてもらえるかな」
ゾロが起きるのを待って、相談してみよう
ゾロが1番私を警戒してたしね
1人そろそろと建物へと戻る
しばらくすると食事が始まる
サンジの美味しい美味しい料理を食べながら、ガヤガヤと賑やかな食事風景をみる
こんなにマナーの無いものでは無いが、ホグワーツでみんなで食べていた広間を思い出す
ボーッと眺めていると音楽が流れ出す
ブルックがピアノを弾き始めたらしい
自然とピアノへと足を運ぶ
そこで、ブルックが過去を話し始める
ラブーンというクジラとのキズナ
ブルックの仲間に起きた出来事
ビンクスの酒
聞いた事ない歌だけど、周りのみんなが楽しそうに歌う
それを眺めながら歌詞を聞く
ブ「辛くない日などなかった。希望なんか正直見えもしなかった。でもねルフィさんら私！！生きててよかったァ！」
生きててよかった
私は生きててよかったのだろうか
大切な親友や仲間も守れず
この世界でひとり生きていいのだろうか
リリー、ジェームズ、シリウス、リーマス、そしてハリー
あの瞬間から
誰が生き残り、誰が死んでしまったのかも分からない
こんな宙ぶらりんで私は、、、
静かに立って外に出る
暗い空に眩い星たち
中からはブルックが仲間になり盛り上がる声が聞こえる
答えなんてひとつしかない
分かっているのに、上手く落とし込めない
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作者名：にとりる | 作成日時：2023年9月27日 12時
