元青道野球部マネのバイト先は青心寮でした

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(結城、伊佐敷)


伊「ほら、本当だろ？」


哲「Aさん」


『お疲れ、哲はいまから帰り？』


空になった鍋を洗っていると哲と純がやってきた。この2人は倉持と違い冷やかしではない事は確かだ。

哲「はい」


『キャプテン頑張ってるんだね』



哲「まだまだ手探りですが」



『ううん。立派な背中してるよ』


「ありがとうございます」


『あ、そうだ。ちょっと5分くらい時間ちょうだい』


哲「？はい」



今日のおかずやご飯の残りを分けたタッパーに向かう。


『これ、食べながら帰る？』


チーズ枝豆たくわんオニギリを渡す


『タンパク質、糖質、ビタミンB1の特製疲労回復オニギリ』


哲「いただきます、ありがとうございます」


『どういたしまして。気をつけて帰るんだよ』


哲「はい。あの、Aさん」


『ん？』


哲「ずっと会いたかったので、また会えて嬉しいです」


『え？』 伊「！？」


哲「では、また」



『え、あ、うん。気をつけてね』


食堂を出て行く結城を見届ける


『純』


「はい」


『あの子の今後が心配だよ。私だからまだいいけど、あれはあの顔であれは、勘違いさせるよ』


「っす」


『私じゃなければ赤面ものだよ』


「天然なので」


『一応確認させて？』


「はい」


『私は今、告白され「てないです」


『うす』

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