元青道野球部マネのバイト先は青心寮でした

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(多数)

「好きです、付き合ってください」


バイト上がり、寮の角を曲がると、ナベに告白している麻生が居た


「「『、、、、、』」」


麻「違うんです！」


はっと我に返ったように麻生が否定しはじめる。


『大丈夫、私そういうのに偏見とかないから』


癒しのナベを好きになる気持ちも分かる。


渡「いや、本当に。麻生が告白したいから練習台になってくれって」


『あ、そうなの。なんか勘違いしてごめん』


麻「いや、俺たちも、ややこしくしてすみませんでした」


『ぜーんぜん。上手くいくといいね告白』


麻「あの、女子の意見を聞きたくて、俺の告白聞いてもらえませんか？本当、図々しいのは承知ですが、、」


『あぁ、全然いいよ。じゃあ、麻生の前に立とうか』


麻「お願いします」


ナベがどいた場所に入れ替わるように立つ


麻「1年の時からずっと好きでした。俺と付き合ってください」


『うん、いい「ええええーー！！」

いいと思うよと言おうとした時に響く声


振り返ると、私がさっき出てきた角から出てくる倉持と亮介


倉「正気ですかAさん！相手は麻生ですよ！！」


『あの、何か勘違いを、、』


亮「へぇ、麻生。Aさんが好きなんだ」


麻「ちが！その殺し屋の目やめてください」


倉「しかも、AさんもOKしてましたよね！？考え直した方がいいっすよ！」


麻「おい！倉持！それどういう意味だコラ！」


心底面倒臭い


『あの、、、ナベ逃げていい？』


渡「俺も逃げたいです」


『一緒に逃げようか』


亮「させるわけないよね」


『いいから、話しきけよ』


正確にかつ端的に、事の流れを説明する


倉「なんだ、そんなことか」


亮「本当、まぎらわしい」


『いや、最初から話聞いてくれれば、こんな事にはならなかったよ』


渡「Aさん、それブーメラン」

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