元青道野球部マネのバイト先は青心寮でした

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『お、今日は哲が居るんだ』


結「はい、よろしくお願いします」


『あー、本当いい子だよ哲は』


結「？」


『礼儀正しいし、敬語使うし、口も悪くないし』


亮「純、言われてるよ」


『いや、純よりあんただわ』


亮「え？」


『え？じゃないわ。口悪いし、敬語使わないし、態度でかいし』


亮「自己紹介しなくても、もうAさんの事は知ってますよ？」


『そういうところだよ！』


亮「今日も元気ですね」


『、、、哲何からする？』


結「英語と数学を、、』


『英語も数学も基本的に毎日コツコツが必要だと思うから、まずは、英語は文法と単語、数学は公式を覚えていかなきゃだね。ひたすら書いたり、読んだり、それぞれ覚えやすい方法は違うと思うから、自分にあったやり方をコツコツとだね』


結「はい」


『コツコツと身につけていくのは、結城世代は得意でしょ？』


笑って結城に話しかければ、ブアッと何かが出てくる。


『まぁ、でも範囲が決まってるテストだから、何を覚えて欲しいかは分かるから絞ってやっていこう』


テスト範囲の教科書とノートを見比べながら説明していくと、自然と周りに３年生が集まり始める。





『さ、時間だし、哲帰ろうか』


「え？」


『え？帰らないの？』


「帰りますけど」


『私の自転車だし送っていくよ。にけつは出来ないけど』


「自分が送ります」


『えぇ、いいよ。遅い時間なのに高校生に送ってもらう訳にはいかないよ』


「でも、自分は男です。女の人を送るのは男の役目です」


『え、イケメン、』


「じゃあ『でも、ダメ。それでも哲は高校生だし、そこは私も譲れないからね』


「、、、、、」


『そこまで言うなら、また土曜のバイトの時に部活が終わる時間と被ったらお願いしようかな』


「はい」


『じゃあ、帰ろ。みんな、おやすみー』


「「「「おやすみなさい」」」」

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