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「…ただいまー。」









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家の玄関に見覚えのない靴があったから、何と無く予想出来てたけど、こんな朝までやるか?普通。いい歳したおっさんが。









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「おかえり、A。うわ、横!行けるって、卵取れる!あ、あかん!起きた…あぁ。」









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「うわ、すばる言うの遅いねん、あーもうあかん。終わった。Aちゃん久し振りやな、お邪魔してます。」









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「本当にお邪魔ですね。今、朝の4時半位ですよ?何時からしてたの?あと、信ちゃんは?」









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やり過ぎで腰が痛い私にとっては、今すぐにでもソファーで寝転がりたいが、二人がモンスターをハンターする遊び(私はよくわからない)をして、座れることさえも出来ない。









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「ひながラジオのスタッフと飲むから遅なる言うて、その時たまたま横と飲んでて、家来るか?なって家来て今や!」









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「まあ、終わった所やし、今日もあるしな?」









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「そうですよ、横山さん。今日も仕事でしょ?あ、そういえば映画やるんでしょ?撮影状況とかはどうなんですか?ほら、あの絶対零度の恋の。」









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「いや、今日はoffやで。おぉありがとう、初主演やねん!もう撮り終わったけどな!来年には公開されるから、見に来てな(笑)」









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あれ?てっきり映画の撮影で羽田に行くんだと思ってたけど…違うみたい。彼は何しに羽田に行くんだろう?他の撮影?…まあいいか、うん。いい、彼が帰って来て連絡あるまで待っていよう。

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作者名:みーとぼーる | 作成日時:2016年10月13日 3時

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