Love My Bros (ページ12)

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【Your Side】

カーテンから差し込む日差しが明るすぎて目が覚めてしまった。

弟たちより早く起きて、せめて朝だけでも健康にいいご飯が食べられるように、朝ごはんは俺とジナで作ることが多い。

ジナを起こすのは可哀想だから、先に作ってしまおうか。

弟たちは俺らが作った朝ごはんを残さない。

「美味しい」って言ってくれるのは勿論だけど、作ったものを残さないっていうのは本当に嬉しい。

態度は嘘をつけないからね。

今日はちょっと頑張って、マカロニスープにサラダ、フレンチトーストを作ってみた。まぁ、弟が起きるまで暇だし。

JN「Aヒョン！」

お、やっぱり1番はジナだったか。

「おはよ」

JN「おはよう！」

って言って、犬かっていうくらいの勢いで飛びついてきたから、慌てて受け止めた。

「うぉわ？！」

JN「美味しそうな匂いがしたので起きたんです。」

って言うから嬉しくなって、寝癖のついた頭を撫でた。

そしたら急にしゅんとして

JN「でも、次は僕も一緒に作りたいから起こしてね、ヒョン。」

って頭を傾げて見てくるから、

「俺もジナとご飯作るのいつも楽しみにしてるから、明日は一緒に作ろうな」

って約束した。

ジナは俺にしか甘えられないから、朝のジナは特に子犬みたいだ。昼間は弟たちの手前、あまり上手く甘えられていない。

そこがまた、俺の弟のジナの可愛いところ。

弟たちが起きてくるまでは、俺とジナの大切な時間。

勿論、俺が作った朝ごはんは弟たちが全部美味しそうに食べてくれたよ。