マリレミ ページ39
「咲夜の紅茶はね、春と夏を煮詰めてうんと爽やかにした感じなのよ」
アンティークのカップをゆったりと、かたむけながら紅魔の主は満足気に語った。
・
「いや、わからん」
想い人にそう思わない？と聞かれたにも関わらず、魔理沙は愚かなまでに正直に答えてしまった。
適当に相槌を打つのが正解であっただろう。
これに、当然否定されることを嫌うレミリアは不機嫌になる。
「じゃあ貴方はどんな風に感じるのよ」
「え"、ん〜上質なアールグレイだな
後味はすっきりとしていて柑橘系の香り、あとカップに保温魔法がかけられているから冷めない。この魔法陣、凄く丁寧に隠されてるんだけど、ここに少し綻びがある。冷凍魔法とかやったら爆発するぞ。だから腕のいい魔法使いがかけたあと別の、魔法に詳しくないやつが手入れしてるな。この術の癖はパチュリーぽいし･････」
「はいはい、分かった。貴方結局、魔法しか見てないじゃない」
全くこれだから魔法使いは･･･などぶつぶつ文句を言うレミリアに魔理沙は苦笑を溢した。
「フランのやつはどうなんだ？お前ら姉妹だし感じ方とかも似てるんじゃないか？」
「前、言ったら私のカップが粉砕されたわ、あの子最近、反抗期なのよ」
495才で反抗期になるのか、あらゆる物を破壊する程度の能力使う反抗って危険過ぎないか
とかはこの際置いとくとして。
「じゃあ咲夜は？」
「基本的にyesマンだから」
「美鈴」
「夢の中よ」
誰も共感してくれないのと目で語ってるレミリアに魔理沙は勇気を振り絞った。
「私はさ、フランドールみたいに可愛い妹じゃないし、咲夜より不器用だし、パチュリーよりも博識じゃないけど、お前の表現分かるように頑張るから･･･げ、元気出せよ」
魔理沙は悶絶した。せっかく想いを伝えようとしたのに肝心の所で間違えた。
『表現分かるようになる』＜『恋人になる』
で全く釣り合っていなかったが。
「ありがとう魔理沙」
でも綺麗に笑うレミリアを見れて、良かったと思ったとか思ってないとか。
mm様リクエストありがとうございました。気に入らなかったら、ぶん殴ってokですので。(枕とか)
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フランの秘蔵姉写真集
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かんな(プロフ) - リクエストて受け付けてますか？もし、受け付けているのならパチュレミをもっと書いて欲しいです（小声）出来ればでいいので…… (2019年6月1日 21時) (
レス) id: d024afc4b4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこの味噌汁 - うれしいいい うー☆ (2018年5月24日 19時) (レス) id: 7d1f6fc3cc (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - レミリア受け本当美味しい。紫レミお願いします！ (2017年12月25日 11時) (レス) id: 2a70230ab5 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - さとレミをください(；ω；｀*) (2017年10月7日 16時) (レス) id: e9911c7eb2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィぬこぬこ - レミリア総受けお願いします！ 頑張って下さい！(`・ω・´ ) (2017年2月2日 9時) (レス) id: a46d8eda0b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年2月21日 8時
