こいレミ ページ31
「あ、フランちゃんのおねえちゃん起きたんだ〜」
ベッドの縁に、腰かけている少女の存在にレミリアは、驚きで声を失った。
分かりにくさ最高難度の暗号
「……なぜ貴方が此処にいるのかしら」
まず、状況を把握しようとするレミリア。
他の者に対してであれば、非常に懸命な判断だっただろう。
他の(常識が通じる)者に対してであれば。
「うん？そうだね、蟻が砂糖を運ぶみたいにね〜」
ふわふわと笑いながら言ったのは古明地こいし。根本的に話を聞いていない。
「…話を聞きなさいよ。貴方がここにいる理由を聞いているの」
「蝶が花の蜜に集まるみたいな感じなのかな？」
「聞いてる？」
「王子様が薔薇に送った愛情ってことはわかってるの」
「きっとそれは素晴らしく重いんだろうね」
「私に何か用事でもあるの？」
呆れたように首をかしげれば、今度はこいしが苦笑しながら若葉色の髪を揺らした。
「……フランちゃんのおねえちゃんって人の話聴かないね〜」
と呟かれてレミリアはそれはどっちよと言いたかった。が、大人なので我慢した。だが、話をどこまでもはぐらかすこいしに、レミリアは理由を聞くのを諦めたのは、ただ面倒くさかったからだろう。
「"フランちゃんのお姉ちゃん"じゃなくてレミリアでいいわよ」
「本当にいいの！？」
嬉しそうに目を輝かせたこいしに"まだまだ子供ね"と母性本能を刺激されたらしいレミリア。
「朝食でも食べていく？」
「わーい」
一見無邪気だがさとりが能力を使えたら偽物の笑顔だということに気付いただろう。ただふわふわ笑って人の話を聞かないフリをするこいしの恋心にも。
無意識を操る少女は目の前の想い人ににっこり笑った。
こいし語訳
蟻が砂糖を運ぶみたいに
『好きだから』
蝶が花の蜜に集まるみたいな感じかな？
『本能的に求めるのかな？』
王子様が薔薇に送った愛情だってわかってるの
『片想いだってことはわかってるの』
きっとそれは素晴らしく重いんだろうね
『きっとそれはずっと届かないんだろうね』
恋志様リクエストありがとうございます。ご想像と違っておりましたら、どうぞ「この文才の欠片もないクズが！」と罵ってください！！(Mではないです)
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フランの秘蔵姉写真集
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かんな(プロフ) - リクエストて受け付けてますか？もし、受け付けているのならパチュレミをもっと書いて欲しいです（小声）出来ればでいいので…… (2019年6月1日 21時) (
レス) id: d024afc4b4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこの味噌汁 - うれしいいい うー☆ (2018年5月24日 19時) (レス) id: 7d1f6fc3cc (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - レミリア受け本当美味しい。紫レミお願いします！ (2017年12月25日 11時) (レス) id: 2a70230ab5 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - さとレミをください(；ω；｀*) (2017年10月7日 16時) (レス) id: e9911c7eb2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィぬこぬこ - レミリア総受けお願いします！ 頑張って下さい！(`・ω・´ ) (2017年2月2日 9時) (レス) id: a46d8eda0b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年2月21日 8時
