めーレミ ページ4
春のうららかな陽射し。侵入者も今日は、来ていない。というのも、黒と白の魔法使いも人形使いも旅行にいっているらしい。妖精たちも異変をおこすための会議とかなんとか。つまり今日、紅魔館に来るものはいないと言うこと。咲夜さんに怒鳴られなくていいと言うこと。あぁ本当にいい日だ。こんな日は、昼寝に限る！
日は、すっかり西に傾いている。よく寝たと伸びをする。
目が冴えてきたとき急に門が開き、思わずドキッとしてしまう。館から出てきたのは咲夜さんだった。
いつもの完璧なメイド長ではなく、髪も服も乱れている。緊急事態。そんな言葉が頭をよぎり身を固くする。
「お嬢様見てない？少し散歩してくるって書き置きがあって、でももう1時間がたつのにいなくて、それで館中探したのに、どうしよう」
「はい、咲夜さん落ち着いて、すってーはいてー」
らしくもない彼女を落ち着かせるために深呼吸をさせる。
なんて、私の方が落ち着いていないんですけどね。私のせいで、私が昼寝なんてしていたから、お嬢様は。咲夜さんがまだ小さかった頃今日と同じようにお嬢様がいなくなったことを思い出す。帰ってきたものの全身傷だらけで。
思わず叫びそうになるのを必死に抑えて笑顔を貼り付ける。
「とりあえず、心当たりを探してみますね咲夜さんもお願いします」
早く探しにいかないと。咲夜さんも、青ざめてはいるが力強くうなずいた。
咲夜さんが人里の方へ探しにいったのを確認して気を張り巡らせる。1kmが限界だけどもっと力を込めて幻想郷中に。そして見つける。多分あれがお嬢様だ。
いや、多分じゃなくて絶対、私がお嬢様を間違えるはずがない。
全速力でお嬢様のもとにむかった。
静かに湖畔を見つめる背中に声をかける。
「お嬢様、見つけましたよ。帰りましょう？」
「美鈴」
「咲夜さんも心配してましたよ」
「……あの子には悪いことをしてしまったね」
「あらら、私にはないんですか」
「お前は、寝ていただろう？」
ぐっと言葉にまる。今日もあの時も私のせいだから。そんな私にお嬢様は冗談だと笑ってくださった。優しいお方だ。たまにある脱走癖以外は本当に最高の御主人様だと思う。
「どこにいくのかは、私か咲夜さんに伝えてください。」
嘘。本当は私だけにしてほしい。
ただただすまないなというお嬢様が何処かへと行ってしまいそうなくらい儚くて綺麗だったから、
強く抱き締めた。強く強く。
いまだけはうでのなかのおじょうさまは、わたしのもの
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かんな(プロフ) - リクエストて受け付けてますか？もし、受け付けているのならパチュレミをもっと書いて欲しいです（小声）出来ればでいいので…… (2019年6月1日 21時) (
レス) id: d024afc4b4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこの味噌汁 - うれしいいい うー☆ (2018年5月24日 19時) (レス) id: 7d1f6fc3cc (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - レミリア受け本当美味しい。紫レミお願いします！ (2017年12月25日 11時) (レス) id: 2a70230ab5 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - さとレミをください(；ω；｀*) (2017年10月7日 16時) (レス) id: e9911c7eb2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィぬこぬこ - レミリア総受けお願いします！ 頑張って下さい！(`・ω・´ ) (2017年2月2日 9時) (レス) id: a46d8eda0b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年2月21日 8時
