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めーレミ ページ27

「私は名もない妖怪でした。親も友達もいなくて、とても寂しかったのを覚えています。

そんな折お嬢様と出会ったのです。
お嬢様は、住むところもなかった私を優しく迎え入れてくれて紅という名字と門番という役目を下さったのです。

私は少しでもお嬢様のお役に立とうと必死でした。お嬢様に危害を与える者を決して館に入れなかった。
でも、紅霧異変であの二人に負けた。
悔しくて情けなくて、あそこで死んだ方がましだったと思いました。
お嬢様はそんな私にこう仰りました。

『あの二人は強かった。だがあいつらよりも強くなればいいだけの話。幸いにも私たちの寿命は長い。修行を積めば強くなれるさ。』

お嬢様に私は二度救われました。私は今までお嬢様に尽くしてきましたし、きっと死ぬまで尽くします!」



文は若干聞いたことを後悔していた。わざと怒らせるようなことを言って
『スクープ!優しかったのは嘘!?怒り狂う門番』みたいな記事を書こうとしていたのに、こんな美談では人の心は掴めない。時間を無駄にした。

「そうですか〜。じゃぁ、レミリアさんにも取材をしていいですかね?」

標的をレミリアに変えた文に美紅はにっこり笑う。

「駄目ですよ。お嬢様に危害を与えるものを館に入れることは出来ません。」

全て見破られていたのか。すっかり無駄になったメモにただただため息をついた。

フラレミ→←めーレミ


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設定タグ:東方 , 溺愛 , 短編集
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かんな(プロフ) - リクエストて受け付けてますか?もし、受け付けているのならパチュレミをもっと書いて欲しいです(小声)出来ればでいいので…… (2019年6月1日 21時) (レス) id: d024afc4b4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこの味噌汁 - うれしいいい うー☆ (2018年5月24日 19時) (レス) id: 7d1f6fc3cc (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - レミリア受け本当美味しい。紫レミお願いします! (2017年12月25日 11時) (レス) id: 2a70230ab5 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - さとレミをください(;ω;`*) (2017年10月7日 16時) (レス) id: e9911c7eb2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィぬこぬこ - レミリア総受けお願いします! 頑張って下さい!(`・ω・´ ) (2017年2月2日 9時) (レス) id: a46d8eda0b (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2016年2月21日 8時

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