フラレミ ページ11
「よくそんなに食べれるわね」
紅魔の館のある一室でレミリアは、思わず呟いた。
時計がゴーンと鳴って真夜中の一時を示す。そんな妖怪の時間に起きている二人は吸血鬼だ。二人が挟んでいる豪華なテーブルには食べ物食べ物食べ物・・飢死しそうでもこんなに食べるなんて無理だろう。
「そう?お姉様が少食なだけよ」
否ここに飢死寸前でもないのに食べている者が一名。そのペースは衰えることを知らない。
食卓を彩る美しく調理された料理達はフランドールの胃の中へと消えていく
王族貴族たちの到底食べられない食事の量は飾りの意味合いも強い。がそれらを掃除機顔負けの吸引力とスピードで食べている。
「今日は魔理沙と遊んでお腹減ったの」
フランの口から出てきた友達の名にレミリアは感動の涙を浮かべる。今までも何度かフランに友達を作ってこようとしたが悉く失敗。遊んでいたら壊れちゃったと何の悪びれもせず言っていたあのフランの面影は最早ない。あぁ!ありがとう魔理沙!図書館の本をどれだけ持っていこうが全て許そう!(パチェに呪われても知らないが)
「フラン明日魔理沙をつれてきてくれないかしら」
「何で」
フランの顔が険しい。魔理沙にフランと友達になってくれたお礼を伝えたいからって言ったらフラン怒るよね。
「それは秘密」
フランの顔が更に険しくなる。先程とは別人のように皿を睨むフランに違和感を覚える。
もしかして私が魔理沙を取っちゃうと思ったのかしら。
「大丈夫よ少し話をするだけだから」
その言葉に反応してばっと顔をあげる。ちょっと怖い。
「フラン?」
「私もその話聞く」
えぇ?でも聞いたらフラン絶対に怒るよね勝手なことしないでって
「二人きりで話したい内容なの」
そう言った瞬間フランの手の中でフォークが割れる。文字通り真っ二つに。
「物は大切に「何の話するの」
その前に注意を聞きなさいよ
「魔理沙に告白するの…?」
「え?」
え?告白?告白って罪の方よねでも今更って感じもする私が人間を主食とするのはあっちも知ってるし。でもした方が良いのか確かに人間は沢山殺してるから流石に謝っておいた方が良いのよね。
「貴方が望むなら私はそうするわ」
「っ!してほしくない!」
?つまり姉のかっこ悪い所は見たくないと言うことだろうか。
「私お姉様のこと好きなの!」
「えぇ私も好きよ」
突然の話の飛躍に驚いたが可愛い妹が好きといったから自分も返した。それだけで妹は幸せそうに食事を再開した。
(お姉様と両想いだ!)
(よく解らないわ)
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かんな(プロフ) - リクエストて受け付けてますか?もし、受け付けているのならパチュレミをもっと書いて欲しいです(小声)出来ればでいいので…… (2019年6月1日 21時) (レス) id: d024afc4b4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこの味噌汁 - うれしいいい うー☆ (2018年5月24日 19時) (レス) id: 7d1f6fc3cc (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - レミリア受け本当美味しい。紫レミお願いします! (2017年12月25日 11時) (レス) id: 2a70230ab5 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - さとレミをください(;ω;`*) (2017年10月7日 16時) (レス) id: e9911c7eb2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィぬこぬこ - レミリア総受けお願いします! 頑張って下さい!(`・ω・´ ) (2017年2月2日 9時) (レス) id: a46d8eda0b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2016年2月21日 8時