レミリア受けの短編集【東方】

フラレミ ページ1

私の名前はフランドール・スカーレット。湖に囲まれた屋敷紅魔館に住んでいるの！それで今は私の姉レミリアおねぇさまを探してる。
何回目か分からない角を曲がっておねぇさまを見つけた。咲夜と話してて話がまとまったらしく、一礼して一瞬の間に消えてしまう。

……いや、うん別にいいんだけどね？うんいや、ほんとなんにも怒ってないけど？実の妹よりメイドと過ごす時間の方が長いってどういうことなの？とかすこ〜し考えたり考えなかったり。
イライラした気持ちのまま、全速力でおねぇさまに抱きつく。おねぇさまも完全に不意をつかれたのか踏ん張ることなく、私の下敷きになってしまう。

「…何かしらフランドール」

いつも私をフランと呼ぶおねぇさまがフランドールと言ったらだいたい怒っているとき。でも私は退かない。だっておねぇさまよりもっと怒っているんですもの。

「おねぇさま、何か私に言うことある？」

「はぁ？謝るのはフランの方でしょ？」

不服そうなおねぇさまのおでこに自分のおでこをくっつけてにんまり笑う。

「メイドより実の姉と過ごす時間が短い、そんな私に言うことある？」

「あー、それは…………ごめんなさい」

やったー！おねぇさまの貴重な謝罪ゲット！それでもまだ許さないけどね

「ううん許してあ〜げないっ聡明なおねえさまのことですから私のしてほしいことわかるよね？」

「………」

散々迷った挙げ句唇を押し付ける




私の頬に、そこは普通唇でしょと思ったけど

「こ、これでいいかしらフラン」

というおねぇさまが可愛すぎるのでまぁいっかなと思っちゃう。おねぇさまの赤面に少しムラムラしてきちゃった。
私は無言でおねぇさまをベットルームに運んだ。









(お嬢様昨日は、突然いなくなってどうされたのですか？喉もかなり腫れているようですけど)
(…………)

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