∞のお嬢〜３〜

Ｎｏ．１１５ ページ35

貴方side





さぁやっと日曜日が来ました！


9月11日！なんの日？



そう！章ちゃんの誕生日なんです！






なのに今年は誕生日プレゼント買えてない･･･


どうしよ･･･


後で遅れたけどって渡せばいいかな？





まだ布団の中にいた私は起きようと体を起こすと



ｶﾞﾁｬ



安「お嬢〜起きて〜･･･って起きとるやん笑」

貴「起きてます〜笑今日は忠義じゃないんだね？」

安「なんかみんな今日酷いねん全部俺に頼むんやもん･･･大倉の方が良かった？」

貴「ううんありがと」



安「なぁお嬢〜今日一緒に寝えへん？」

貴「いいけど･･･なんで？」

安「なんかお嬢と寝たい気分やねん」

貴「何その気分笑」




ひとまずみんなの所に行くと



村「おはようさん！」

貴「おはよ」



安「トイレ〜トイレ〜」


章ちゃんはトイレに行ってしまった



そしたら急に


村「集合！」



渋錦大丸「はい！副隊長！」

村「横山隊員！返事がないぞ！」

横「なんでやねん笑」



貴「え？何してんの？」

丸「ターゲットにドッキリ作戦であります！」

貴「ターゲット？」



あぁ章ちゃんの事ね笑




村「隊長に説明！」


丸渋「はい！」



まぁ端折るけど今日は章ちゃんの誕生日だからサプライズをしたいらしい


それで私が章ちゃんを連れ出して帰ってきた時におめでとう！ってやるんだって



だからみんな散々章ちゃんに頼んだりして忘れてる風にしとくんだって笑



まぁ連れ出した時に誕生日プレゼント買っちゃお



村「では！作戦実行や！」


全「イエッサー！」




安「はぁ〜めっちゃ出たで？」

錦「報告すなよ笑」



ﾂﾝﾂﾝ




忠義に肘でつかれて「今やで」って小声で言われた




貴「あの〜章ちゃん！」

安「んー？どしたん？」

貴「買い物･･･行きたいんだけど？」

安「ええよ！一緒に行こ！」



よし！




周りを見たら私の言葉のカタコトさに笑いを堪えてる



睨むと


錦「ま、まぁ行くんならはよ行ってき？」


貴「うん！」





待って待って･･･章ちゃんの誕生日プレゼント選ぶだけって全然時間稼ぎにならないじゃん！



どうしよ･･･まぁ章ちゃんと出かければ何かしら買うかな？

Ｎｏ．１１６→←Ｎｏ．１１４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す