22話 ページ24
パチ
痛みで目が覚めた。身体中が痛い
ふと、天井しか映さない視界の隅に、自分の手を握って眠るゾムの姿が見えた。
『、、、、、ぅ、、、。』
拷問されている時は無意識に緊張していたのだろうか。
仲間が、“ゾム” が居るから、安心して涙が止まらない。
寝ているゾムを出来るだけ起こさないように静かにあうあう泣いていると、
zm「ん、A、、、？、、、え、泣いてる！？」
起きてしまった。
泣いている俺を見てあたふたしていたが、何を思い着いたのか
怪我を刺激しないように、そっと頬を伝う涙を拭いてくれた。
その後しんぺい神が、
sn「ただいまぁ、ってええ！起きてる！でどういう状況！？」
と言ってベットを起こし、検査や怪我の具合が見終わるまで俺は泣いていた。
sn「神経が麻痺して感覚が無くなってるね。味もしないと思う。」
だから手を握っているゾムに気がつかなかったのか。
話を聞いていたゾムに頭を撫でられた。
zm「いつ治るん？」
sn「それはA次第やな。口から食べられへんから点滴するし、
痛覚無くても傷はまだ治ってないからな。毎日ベット生活や。」
、、、暇。
zm「え、めっちゃ暇やん。」
sn「まぁ、幹部のみんなが顔見せてくれると思うで。」
zm「俺は毎日来るからな！安心してな！」
安心する要素がどこにあるんだよ、、、悪い気はしないけどな。
sn「暇だけどちょっとだけ我慢しててね。」
ごめん。やる事あるからゾムよろしく。
そう言ってしんぺい神は出て行ってしまった。
zm「、、、俺めっちゃ心配してん。急に居らんなって敵に捕まっとるって言われて。」
なんか始まった。
zm「見つけたと思ったら傷だらけで、痣もまだ残っとるんよ？」
熱湯かけられたし他にも色々されたから痣やら血やらで
悲惨な姿になっていたんだろう。
zm「やからな、敵にも同じくらい痛い事してぐちゃぐちゃにしてあげてん！
やって良かったやろ？仇はとったってん！」
俺がやりたかった。
zm「もう大丈夫やからな。Aの傷が治るまで、いや、治った後も
俺が守ってあげるからな！」
、、、ふざけんな。俺が守られっぱなしになってたまるか。
俺がてめぇを守んだよ。
その思いがちゃんと伝わったみたいだ。
zm「楽しみにしてんで！」
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ルイ - ピッピ168号さん» 誤字の報告ありがとうございました。修正しました！完結まで持っていけて良かったです！コメントありがとうございました！ (2023年4月2日 0時) (
レス) @page26 id: 3ff4df378d (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 完結おめでとうございます！zmと無事くっつく事が出来てよかったです！あと、最後のお話で誤字らしきものを見つけました。×rd→○rb、×syo→○shoの二つです！意図してだったり、私の勘違いだったりしたらごめんなさい！ (2023年4月1日 20時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - ピッピ168号さん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2023年3月21日 14時) (レス) @page15 id: 40a6c9bcfe (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - え、めっちゃ好きです〜！zm我慢しろよ〜ww！更新ファイトです！ (2023年3月21日 12時) (レス) @page15 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 心さん» ありがと〜！ (2023年3月18日 13時) (レス) id: 92cd41f04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2023年3月14日 20時
