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剛典 「白嶺さん優しいね〜」
私に向かってニコッと笑った岩田さん。
ここのスタッフはみんな綺麗に笑う。
こんな笑顔されたらお客さんも好きになっちゃうよね
Erie 「自分のお客さんなんだからもっと怒っていいのに」
この前の駒野さんを見てから
どこまでがホントの姿なのか分からない。
まさか今日のがわざとって訳じゃないと思うけど
普段の駒野さんは計算してるんだなって思う。
今市さんと私とじゃ全然態度違うもんな…
あれから今市さんとは話してなくて私の方から避けてしまってる
避ける理由なんてないんだけどね。
駒野さんなんて関係ないんだし
涼太 「歳上だと言いづらいですよね〜」
A 「別にそんなんじゃないです」
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Erie 「プッ…笑」
ん?今面白いところあった?
広臣 『−今フロントにいます。すぐ向かわせます。』
無線で話し出した登坂さん
私は無線してないから内容が分かんないけど
4人とも私を見て笑ってる…
広臣 「白嶺ちゃん、フィットの人が足りないから
早く戻ってきてって敬浩さんが」
A 「あ、やばっ!」
すっかり話すぎちゃった…
Erie 「頑張って〜」
A 「失礼します。」
切り替えて仕事しなきゃ
広臣 「隆二と話してあげて(コソッ)」
すれ違い様私の耳元で囁いた登坂さん。
私が今市さんを避けちゃってる事知ってるのかな…
振り向くとニコっと笑って事務所に何かを取りに行った。
A 「はぁ……」
ちゃんと向き合わなきゃ…
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作者名:emirin | 作成日時:2016年4月24日 16時