158 ページ12
＊Aside
お客さんと野球の話をすると盛り上がっちゃって
つい勤務中だって事を忘れてしまう。
客2 「最近は観に行かないの？」
A 「行けてないですね… 忙しくて」
客1 「今度さチケット取るから行こうよ！
一緒に！」
客2 「俺も野球好きだから行きたい！！」
お客さんと従業員。
そんな関係なだけであって友達でもない人と
野球なんて観に行ったって面白くもなんともない。
そろそろ話を止めて仕事しないと
社員さんに怒られそうだな…
A 「私しばらく予定が埋まっちゃってるんですよね」
客2 「来月とかは？まだ休みとれるんじゃない？」
しつこいな…
A 「来月はまだわk…」
隆二 「白嶺さん！！」
私の好きな声で私を呼ぶ今市さん。
A 「はい…」
隆二 「ちょっといい？」
今市さんは私に手招きをするからその場を離れる理由ができた
A 「あ、はい。 すいません、失礼します！」
正直あのお客さん達から離れられて良かった…
あの流れだと断れなさそうだったし助かったな
隆二 「話しすぎ」
今市さんの元へ行くとやっぱり怒られた…笑
顔怖いし相当怒ってる
A 「すいません…」
隆二 「話すの嫌だったら抜けてこいよ。適当に理由つけて」
A 「………」
正当すぎて下を向く私。
今日もいつもみたいに交わせると思ってたからな…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 326人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：emirin | 作成日時：2016年4月24日 16時
