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A 「えっ… 小森くん?」







隼 「おかえり 笑」






駒野さんと別れてすぐ、曲がり角に隠れていた小森くん。





そのまま2人で駐車場へと歩いていく








A 「盗み聞きとは趣味悪いね〜 鍵ちょうだい」







隼 「はいこれ。」








小森くんから車の鍵を受け取る








A 「どこから聞いたの?」






隼 「嘘を言いふらしたとかなんとかから」







A 「もう最初じゃんそれ 笑」






隼 「駒野さんってあんな性格なんだね〜」





A 「私も最近知ったんだよね〜

この事誰にも言わないでよ?」







隼 「了解ですっ!!

でも、あんなAちゃん初めて見た!」








A 「あ… さっきの私は頭から抹殺して 笑」





隼 「平和主義のAちゃんが怒るなんて相当だよね!」






A 「そう?揉めたりするのが面倒なだけだよ」







私は良くできた人間なんかじゃないから



いつも穏やかでなんていられない









ただ切り替えが早いだけなんだとおもう。








隼 「でもカッコよかったよAちゃん」







A 「そうかな? はい、乗っていーよ」





隼 「お願いしまーす」





A 「まだ、電車あるよね?」






隼 「終電12時15分だからまだ全然平気!」







いまの時間は11時30分






A 「そっか、よかった。」






今市さん待ってるかな…








伶菜にも連絡しなきゃ





Aご飯食べてくるね





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作者名:emirin | 作成日時:2016年4月24日 16時

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