Unloveable -2- (ページ37)

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結局、いま伶菜に全部話すハメに…

伶菜と登坂さんのチケットを買った後、

近くの公園のベンチに座って2人で話した。

登坂さんはまだ見たいものがあるらしくてブラブラしてる

伶菜「あんなに男の人といるの嫌がってたのに

今市さんとご飯行くなんてね～」

A 「はっきり言うけど、

私今市さんの事何とも思ってないからね」

そこまで鈍感じゃないから

しつこく話しかけてきたりLINEを聞いてきたりと

私に気がない訳じゃないのは分かってる

好きかどうかは分かんないけど

伶菜「すっごいハッキリ言ったね笑」

A 「でも今市さんにはレッスンの事だったり

助けてもらったりいろいろ感謝してるから

そのお礼として行くだけ」

伶菜「2人で行くの？」

A 「多分…。 2人でって言われたし」

伶菜「ご飯バレるね… 少食なの」

A 「そこなんだよ～

MATSUさんのとこだとなんとかなるけど」

伶菜「忙しくてお昼さっき食べたんです～

って言えば？」

A 「いつもと同じで大丈夫かな」

もう今市さんにはバラそうかなめんどくさいし

伶菜「少食なのがコンプレックスって羨ましいよ」

A 「今日、病院でね生理がちゃんと来ない原因は

食生活だって言われた」

伶菜「食べてない訳じゃないのにね～

いま体重何キロなの？」

A 「今日測ったら40だった…」

伶菜「身長166もあるのに40って‼

筋肉はあるんだろうけど細すぎてホント心配になるわ」

A 「トレーニングは毎日してるからね」

毎朝起きたら走り行ったり筋トレしたりと

健康にも気は使ってる

A 「でもさご飯も食べないし

話しても笑えない私と一緒にいても

楽しくないと思うんだよね」

伶菜「笑わなくても私はAと一緒にいて楽しいよ」

優しくふんわりと笑う伶菜

A 「ありがとう伶菜」

伶菜「私もうそろそろ映画館行かなきゃ～

緊張する～～」

A 「応援してる。

伶菜にはホントに幸せになって欲しいの」

伶菜「ふふっ// ありがとう～私頑張ってくるね」

A 「うん。帰ったらいろいろ聞かせてね

帰りは登坂さんと帰って来な～」

伶菜「はいはい勤務頑張ってね～」

A 「またね～」

伶菜と別れて1人車で帰る

まだ時間早いから一旦家に帰ろうかな

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