63 ページ15
.
隆二 「毎日あんだけ練習してたんだから大丈夫！
白嶺さん、頑張ってるじゃん！」
A 「知ってたんですか？」
隆二 「勤務前に一階に降りてくところ見たから
踊ってるとここっそり見てた(笑)」
A 「そうだったんですね」
隆二 「逃げずに頑張ったじゃん (ニコッ)」
右手で白嶺さんの頭をワシャワシャと撫でた
A 「今市さん、いい人ですね」
白嶺さんは乱れた自分の髪を元に戻しながら言った
隆二 「なんだよ急に//」
A 「急じゃないですけど…」
目線を空から地面へと向ける白嶺さん
いい人って白嶺さんに言われるだけで嬉しくなるのは
彼女の事が好きなんだな 俺。
隆二 「そろそろ中に戻ろう？
臣と伶菜ちゃん待ってるよ」
A 「あの2人っていい感じですよね〜」
あれ？
少しだけどいつもと話し方が変わった？
顔は真顔だけど、なんか嬉しそう
隆二 「白嶺さんもそう思う？」
A 「はい よく2人でご飯行ってるみたいですし」
隆二 「上手く行くといいなー」
A 「伶菜には幸せになって欲しいです〜」
伶菜ちゃんの話になるとイキイキとしてるのが伝わる
隆二 「俺らも今度ご飯行こっか？ 2人で」
A 「えっ…？」
驚いた表情でこっちを見てくる白嶺さん
しばらくしてまた空を見ながら
A 「考えておきます」
と言ってそそくさと中に入って行った
隆二 「はぁ〜〜」
大きなため息が思わず出てしまう
断られなかっただけまだましか…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：emirin | 作成日時：2016年3月1日 8時
