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広臣 「奈央は隆二んち行ったことあるの?」





隆二 「何回もあるよ。

レポート印刷するからプリンター貸してとか、

DVD見たいけどプレイヤーないからって

ウチのプレステで観てるもんな(笑)」





奈央 「そうそう、便利だもんね〜」




ウチは必要最低限の家電しか揃ってないから
なんでもある今市の家に押しかけることがよくある。





敬浩 「隆二ごめんな…」





隆二 「いえ全然!コンビニの弁当の残り

持って来てくれたりするんで(笑)」





コンビニの弁当でいいなんてチョロいよw






奈央 「言っとくけど、

やましい事なんて一切ないからね。

今市はウチ知らないし、

他の男子の家には行った事ないから」






ウチの兄貴は絶対勘違いするから
ちゃんと言わないと。



もちろん今市ん家に泊まった事は一回もない。




敬浩 「別に隆二なら許すけど?

そんなに仲良いのに彼氏じゃないの?」





隆二 「いや、違うんすよ〜(笑)」




奈央 「学部も学科もサークルも同じだから、

そりゃ仲良くなるわ」





広臣 「俺も何回か聞いてんすけど、

いつも友達って言われるんすよ〜」





敬浩 「大したもんだわー。隆二お前ホント男?

こいつ性格は良いからさ好きになんないの?」







つか、性格は って何だし… シスコンの癖に。






隆二 「いや、オレ男に手を出す気はありませんから」






奈央 「ちょっと!私が男だって言ってる?」






広臣 「ぷっ!」





奈央 「笑うなー!」







今市はいつもこうやって私をいじってくる。



全然女子だわ!って感じ。





敬浩 「まあ、女子っぽくはないよなー」





広臣 「化粧とか普段しないっしょ?」





奈央 「うるさい!」









敬浩 「前に奈央ん家行って録画見てたらさー

柔道の世界大会4日分録画してあったんだせ?

バリバリ武道じゃんね。女っ気ねーし

昔からスポーツはサッカーしかセンスない癖によ(笑)」





奈央 「ちょっと、言わなくていいから」






柔道見るくらい別に良いじゃんね、、

兄貴のやつ…!!!






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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時

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